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【NZ派遣レポート最終回 中嶋 大希選手】
ワイカト・ラグビー(以下ワイカト)へ派遣されたSH中嶋 大希選手の現地レポート最終回です。リーグ戦を8位で終えたワイカトはプレーオフ初戦で1位のカンタベリーと対戦しましたが、残念ながら敗戦となり、シーズンを終了。中嶋選手は10月14日に帰国し、現在、チームに戻りNTTリーグワン2026-27に向けてグラウンドで汗を流しています。約4ヶ月にわたりラグビーの本場でプレーした中嶋選手がNZ派遣で得た収穫や今シーズンに懸ける熱い思いを語ります。 (取材日:10月26日)

ロッカールームでチームメイトと記念の1枚
神戸Sで元気に練習を再開しています!
スティールメイツの皆さま、こんにちは!ワイカトへの派遣を終え、もうすでに神戸スティーラーズ仕様にスイッチが切り替わっていますが、ニュージーランドでの日々を最後に振り返りたいと思います。
前回お伝えしたように第9節ウェリントン戦ではオールブラックスのSHコルテス・ラティマ選手の控えに入り、後半23分から出場しました。試合にも勝利し、僕自身もNPCで初めてトライを取ることができて好感触を得たのですが、最終戦のタスマン戦で途中出場した際に怪我をしてしまって…。その後のプレーオフに出場できずスティールメイツの皆さまには心配をおかけしましたが、幸い軽傷だったのでご安心ください!カンタベリーとのプレーオフは残念ながら敗れ、14日に日本に帰ってきました。先週月曜(19日)からチームに合流し、元気に練習を再開しています。
本場ニュージーランドで掴んだ手応え
昨シーズン神戸Sでは開幕直前の怪我があり、シーズン終盤からの出場となかなかプレータイムが得られずにいましたが、NPCでは9試合に出場し、実戦感覚を養えたことは大きな収穫になりました。味方にも敵にもオールブラックス経験者やスーパーラグビーの選手がいる中でプレーし、コンタクトの激しさや瞬時の判断力を肌で体感し、自分の強みであるランニングやベーシックスキルへの自信を取り戻すことができました。また、通訳がいない厳しい環境だからこそ、グラウンド内外でコミュニケーションを重ねてチームに馴染むことができ、発信力という点が今回の派遣で一番成長できた部分だと実感しています。
スクラムハーフということで、最初の頃はスタンドオフとの戦術面でのすり合わせが難しくてフラストレーションを感じましたが、徐々にスムーズにコミュニケーションを取ることができるようになりました。あと、伝統のシールド戦(ノースランド戦)に懸ける地元の凄まじい熱量や、雨と強風の中でのウェリントン戦でゲームを完璧にコントロールしたSHラティマのゲームメイクなど、本場で得たすべての経験をこれからの糧にしていきます。
今回ワイカトへ送り出してくれたチームに対して感謝申し上げます!

ニュージーランドの大自然!プライベートでもワイカトのチームメイトのお陰で充実した時間を過ごすことができました。
昨シーズン以上にチームに貢献する!
今シーズン、神戸Sはスタッフ陣が大きく入れ替わりましたが、ベースはリーグワン初年度に移籍した当時のウェイン・スミス(ヘッド・オブ・コーチング)のラグビーに共通する部分が多く、馴染みやすいと感じています。
チームが目指すのは、どこからでもアタックを仕掛け、グラウンドに立つ全員が選択肢になるクリエイティブなラグビーです。その中でスクラムハーフとして、スペースを見極めてチャンスを探すこと、テンポ、周囲とのコミュニケーション、そしてパスやキックの技術をさらに高いレベルで体現していきたいです。
今シーズン個人としての目標はチームの連覇に貢献すること。そして、昨シーズンさくよりも良い状態でプレーし、1試合でも多くの試合に出場することです。チームには南アフリカ代表のSHグラント・ウィリアムズ選手という強力なライバルが加入しました。実は僕が帰ってきてからチームのスクラムハーフ全員で食事会をしたんですが、グラントはめちゃくちゃ良い奴で!グラウンドでは異次元のスピードと瞬発力を見せていて、すごい選手が入ってきたなと。彼やほかのスクラムハーフから受ける刺激を力に変えて、スキルもフットネスもさらに高めていきます。ニュージーランドでひと回りタフになって帰ってきた姿を、グラウンドで皆さまにお見せしたいと思っています。今シーズンも熱い応援をよろしくお願いします!

コベルコ神戸スティーラーズラグビーグラウンドに帰ってきた中嶋選手。ニュージーランドで進化を遂げた彼に今シーズン、大注目です!