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KOBELCO

ASK THE KOBE STEELERS

一問一答

「ラグビーがうまくなりたい!」 「ラグビーを始めたい!」 などラグビーに関する質問や、トレーニングについてなど、選手に聞いてみたい素朴な質問に選手やスタッフがお答えします。

Q

スクラムハーフをしてるんですがラックが押されてボールを出せなかった場合、ラックに入ってる人かスクラムハーフどっちが悪いんでしょうか?
そうならない為にどうしたらいいんでしょうか?

(アッキー)

徳田 健太

A

SH徳田 健太

スクラムハーフをしている身からすれば、ラックに入っている人が悪い!!
と言いたいところですが(笑)、両方に責任があると思います。

ボールを出せない理由にも色々ありますよね。

オーバーの姿勢が高くて押しかえされたり、ボールを持っている人の寝方が悪くてラックの中のボールが見えなかったり、もしかすると僕たちスクラムハーフの球出しが遅くて、その間に押しかえされているのかもしれません。

そうならないためには、やはりコミュニケーションです。試合前チームメイトに意識してほしいポイントを伝えてください。

例えば、

  • ラックに入った人は油断せずにいい姿勢をとって相手を押しかえしてくれ!
  • ボールを持っている人は、寝た後すぐにスクラムハーフの見えるところにダウンボールしてくれ!
  • そうすれば素早くボールを出してテンポを作るから!

そして頑張ってラックを守ってくれたチームメイトには、

  • さっきのオーバー良かったよ!ナイス!
  • 見えやすいところにダウンボールしてくれたから早く出せたよ!ありがとう!

としっかり感謝を伝えてください。

チームメイトと良いコミュニケーションを取ることができれば、お互いに助け合うことができます。
きっとラグビーがもっと楽しくなるはずです!応援しています!

Q

私は体小さいのでドミネイトタックルというのがあまりできません。
タックルのコツを教えてください

(Blood)

福西 隼杜

A

FL福西 隼杜

こんにちは!
フランカーの福西隼杜です。
ご質問いただきありがとうございます。

私自身も、同じポジションの選手や外国人選手と比べると体が小さいです。
しかし、大きな選手に対しても効果的なタックルを行うために意識していることがあります。
それは「低く(膝のあたり)入る」ことです。
どんなに大きな選手でも、低くタックルに入ることで相手の足にバインドできバランスを崩しやすく、ボールキャリアが上半身を使ってタックラーを弾き飛ばすことが難しくなり、ドミネイトに繋がります。
ただし、注意点として「早く低くなりすぎる」と、ボールキャリアに肩を狙われやすくなるリスクがあります。そのため、タックルに入る直前にダウンスピード(体を低くするスピード)を意識して、正確に肩を相手に当てることを心がけています。

具体的なタックルスキルとしては以下の5点を大切にしています。
ラインスピードを出す:相手も間合いを詰め、相手のATする余裕を奪う。
顔を上げる:安全なタックルをするために必要。
適切な位置に足を踏み込む:フロントフットを適切な位置に置くことで前へのパワーが生まれる。
足をバインドする:肩を当てる際に脇を閉じてパンチをして手を出し、相手の足をバインドして自分の方へ引き寄せる。
レッグドライブをする:バックフットを前に出し足を動かし続け、相手を仰向けに倒す。

私自身もこれらを意識しながら日々の練習に取り組んでいます。
ラグビーには様々なシチュエーションがあるためドミネイトタックルができることもあれば、そうでないこともあります。
毎回の練習や試合で自分のプレーを振り返り、改善点を見つけることが大切です。

私も同じ課題を抱えながら、日々試行錯誤しタックルに取り組んでいます。
一緒に成長していきましょう!

Q

李承信さんに質問です
私はこれまで夏と春の合宿でAチームを取っといたのですが今年の春合宿でBチームに落とされてしまいました。
それから私は自分が選んだ選択が正しいのか分からなくなり自分らしいプレーが出来なくなりました。
でも私は日本代表のスクラムハーフになりたいです。
どうやったら自分のことを信じれるようになりますか?

(ゆいと)

李 承信

A

SO李 承信

こんにちは!
スタンドオフの李承信です。
僕も同じような悩みを抱えていたことがあります。
自分を信じれるようになるために重要なのは「準備」です。
自信を持てるまで練習、試合に向けての「準備」を100%頑張っていれば、
おのずとそれが自信に繋がると思います。
他の人と同じレベルでやるのではなく、常にだれよりも1番やることを意識して取り組んでみてください。応援しています!

Q

初めまして僕は近所のラグビースクールにかよっています。試合中に仲間とコミュニケーションがとれません。李承信選手は仲間とどうやってコミュニケーションを取っていますか?

(高橋由比人)

李 承信

A

SO李 承信

こんにちは!
スタンドオフの李承信です。
僕も幼い頃は仲間同士で喋ったり、プレー中もコミュニケーションをとることが苦手でした。まずはグラウンド外での簡単なコミュニケーションをとってみるのもいいと思います!
徐々にプレー面でも自分の考えを伝えることができるようになると思います!相手の要求を素直に受け入れることもコミュニケーションをとる上でとても大切だと思います。
応援しています!

Q

今村選手、東福岡高校時代からずっと応援しておりますが、ご自身のラグビーをする上で、最も大事にしている事は何ですか。
自分は福祉施設の清掃員をしておりますが、いつも掃除をしてあげてると思わず、お掃除をさせて頂いてると思う様にしております。
お聞かせ願えると幸いです。

(匿名)

今村 陽良

A

LO今村 陽良

こんにちは!

ロックの今村陽良です。
質問ありがとうございます。
僕がラグビーをする上で大事にしている事は学ぶ姿勢です。
憧れの選手や他チームの優れた選手のプレーを見たりチームメイト、コーチなどから色々な物を吸収できるようにコミュニケーションを取ったり常に向上心を持って取り組んでいます。

Q

ローイングエルゴメーターというボート競技で使用するトレーニングマシーンをラグビー選手がフィジカル強化に取り入れているという話を聞きました。
神戸スティーラーズの選手も使用されているのでしょうか?
またその狙いや効果はかいがでしょうか?
自身や息子の身体強化の参考にしたいので、ご教示いただけると幸いです。

(匿名)

A

ストレングス&コンディショニングコーチの齋藤 秀です。
ご質問ありがとうございます!

ローイングエルゴメーターをどのように使っているかという質問ですが
神戸スティーラーズでは今シーズン、怪我をしてしまった選手のリハビリ中に使用する事が多いです!

例を出させてもらうと、
下半身の怪我をしてしまった場合に走り込み等のフィットネストレーニング(心肺機能を上げるためのトレーニング/長い時間走り続けることができるようにするトレーニング)をすることができない期間があります。

しかしそれで一切フィットネストレーニングをしないとなると復帰する際に全く走り続けることが出来なくなります。
なので、走り込みの代わりにローイングエルゴメーターを使いフィットネストレーニングを行います!

その他にも個人練習として体脂肪を減らすためにローイングエルゴメーターを使う選手もいます!
下記のようなトレーニングを選手は行ったりしているので、石川様ご自身やご子息様も是非チャレンジしてみてください!
応援しています!!

■走り続けられるようにする事を目的として
40秒ローイングする→40秒休むを4回
その後に1分の休憩
その後に20秒ローイング→20秒休むを4回

■体脂肪の減らす事を目的として
20分間ローイングする(少し息切れするくらい)
その後2分休憩
その後に10分ローイングする(これも少し息切れするくらいで)

Q

僕は高校3年でウイングをやっています。
いつも抜けた時に走ることに夢中になってしまって視野が狭くなってしまいます。
その結果ステップでタックルを躱したり、サポートの選手にパスが出来ないことがあります。
僕の考えでは9割くらいの力で走って視野を広げた方がいいのかなと考えています。
ウイングの皆さんの抜けた後の思考が知りたいです。

(ヒロ)

林 真太郎

A

CTB林 真太郎

こんにちは!
ウイングの林真太郎です。

質問ありがとうございます。

ランニングする際、まず前にスペースがあるかを見て空いているなら自分で仕掛ける。
抜けた後はまず前にDFがいるか、味方がサポートに来ているか確認するように意識してみてください。
味方がいれば、パスと自分で勝負することの2つオプションを常に持っておいてください。
味方がいなければフットワークを使って勝負。
抜ければそのままトライですし、もしタックルされたとしてもオフロードパスを狙うようにしましょう。僕もヒロさんが言うように少し走る力を抜いて、良い状況判断が出来る様に心掛けています。
難しいと思いますが頑張ってください!
応援しています!

Q

前川選手!以前は質問にご丁寧にお答えいただきありがとうございます。
ラグビーをエンジョイしています!

そして、また筋トレに関して教えていただきたいです。
この春から仕事の関係で筋トレができる時間が週に2回しか取れなくなってしまいました。
ラグビー選手の視点から見て週に2回のトレーニングとなった場合、どのような分け方、メニュー、セット数で取り組むことが最適でしょうか?

シーズン中でお忙しいと存じますが、教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします!

(のり)

A

FL前川 鐘平

こんにちは!
NO.8の前川鐘平です。

のりさんいつもトレーニングについてご質問いただきありがとうございます。

週に2回しかトレーニングができないという事ですが、私たちもリーグワン開催期間中はラグビーの練習が基本であり、週末に試合があるという事で多くの時間をトレーニングに割くことはできません。
そのため私たちも週2回~3回程度で1回が40分~1時間のトレーニングになります。
私たちは下半身のトレーニング1回と上半身のトレーニング1回と分けて行っており、全身を短時間で効率よく鍛えるためにスーパーセットを活用しています。
しかし一般的な普通のジムでスーパーセットをするのは他の人の迷惑になり難しいかもしれません。
なので上半身であれば、

◆胸・肩・背中でそれぞれの部位で1~2種目で3~5セット
◆下半身の種目も脚の前・後・お尻・ふくらはぎなどで1~2種目を3~5セット

週2回のトレーニングという事で時間が限られていると思いますが、各トレーニングをしっかり丁寧に行い筋肉に刺激を入れればトレーニングとしては十分だと思います。頑張ってください!!

Q

中学生からラグビーを始めました。
中一でウイングをしています。
2対1の時にどうディフェンスすればいいのか教えてください。
2対1をとめれるようになって試合にたくさん出れるようにしたいです!
お願いします!

(匿名)

山下 楽平

A

WTB山下 楽平

こんにちは!
WTBの山下楽平です。

ご質問ありがとう!
まずはじめに
2対1の状況でのDFは圧倒的に不利で難しいです。
周りにいる味方DFにコミュニケーションをとって助けにきてもらう。
また、助けにきてくれる時間を稼ぐのが1番最初にすべきことです。

それが無理な状況であった場合は相手の裏をかくようなDFが必要になります。
1人目にタックルするふりをして、パスをさせてその先の選手にタックルをする。
もしくはその逆で、2人目の選手を止めにいくふりをして、パスをさせずに1人目にタックルをする。

パスカットを狙うのも1つの手ですね!

はじめに言ったとおり2対1でのDFは圧倒的に不利です。
どんな人間でもタックルできる相手は1人しかいません。
ただ、止めるべき相手はボール(を持っている人間)だけなので、その行方をコントロールすることができれば少しは簡単になるかもしれないですね!

Q

ポジションはスクラムハーフです。

ボックスキックが安定しません。
正確に蹴るコツを教えてください。

(れん)

徳田 健太

A

SH徳田 健太

こんにちは!
スクラムハーフの徳田健太です!

れんさん、ご質問ありがとうございます!
ボックスキック難しいですよね。

1番大切なのはボールの落とし方だと思います。基本的に足を振り上げる角度は一定なので、あとはその通り道にうまくボールを乗せることができるかがポイントになります。

ボックスキックの練習をしている時に、お!これはいい感じで蹴れたな!というキックが何本かあると思います。
その時、れんさんはボールのどこを蹴っているでしょうか?
そこがれんさんにとって安定したボックスキックを蹴ることのできるスポットです。
(人それぞれですが、僕はボールの先端を蹴る時が1番安定します。探してみてください。)
見つかったらそこに毎回足が当たるようにボールの落とし方を一定にしましょう。ここはとにかく練習です。
常にうまくできている時のフォームでキックできれば安定しますよね。

最後のアドバイスですが、リラックスして蹴りましょう。
100%の力で蹴ってしまうとコントロールは難しいので、、、
たくさん練習してきた自分を信じて90%くらいの力で蹴ってみてはどうでしょうか?

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