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【KOBE“SMILE”PARKレポート】1月14日(日)NTTリーグワン2023-24 第5節VSクボタスピアーズ船橋・東京ベイ

1月14日(日) NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第5節VSクボタスピアーズ船橋・東京ベイが行われました。今節は、2024年最初で今シーズン最後のノエビアスタジアム神戸で開催の一戦です。
29年前の1月17日、阪神淡路大震災が発生し、6434人の尊い命が失われました。今節のホストゲームは、「神戸市民デー」と位置付け、「震災を忘れない」をテーマにさまざまなイベントやブースを出展しました。芝生広場では、NPO法人プラス・アーツ協力のもと、楽しみながら防災知識が身に付く「イザ!カエルキャラバン!」を実施。正面広場には、神戸市危機管理室による外部給電・神戸モデルを紹介するブースや昨年11月に包括連携協定を締結した兵庫県の危機管理部防災支援課のブースを出展しました。神戸市消防局のブースでは、消防車両の展示、火災予防PR、さらに昨年11月で結成70周年を迎える神戸市消防音楽隊による生演奏も。【KOBE“SMILE”PARK】に、美しい音色が響き渡り、来場者を魅了しました。
場内では、13時20分から約40分間、試合メンバー以外の選手11人が1月1日に発生した令和6年能登半島地震の募金活動を実施。Steel Matesをはじめ、多くの方々が募金に協力していただき、山中 亮平選手は「神戸は阪神淡路大震災を経験しています。その経験から少しでも被災地の役に立てばと思い、選手らで募金活動を企画しました。たくさんの方が募金をしてくださり、とても嬉しいです。ラグビー界全体で被災地をサポートしていくことができればと思います」と話していました。
キックオフ前には、ビデオメッセージ「1.17の神戸から北陸へ。『一緒に頑張ろう、北陸』」の放映を行い、その後、会場全体で黙祷を捧げました。
【KOBE“SMILE”PARK】では、ほかにも、神戸スティーラーズと事業連携協定を結ぶ「スポーツNPO法人SCIX(シックス)」による小学生ラグビー体験会&試合観戦といった企画も。また、試合前のグラウンドでは、神戸スティーラーズアカデミーでコーチを務める大石 嶺さん(OB)と昨シーズンまでラグビーセンターのチケット担当としてホストゲームの運営でも活躍した大橋 由和さん(OB)によるラグビー観戦初心者に向けてのルール解説や橋本 皓選手と小畑 健太郎選手による試合の見どころトークショーを行いました。試合の見どころトークショーでは、対戦相手のクボタスピアーズ船橋・東京ベイの印象を聞かれた橋本選手が「フィジカルが強く、FWは大きくて強い選手ばかりです。今日はフィジカルバトルに負けないことがポイントです」と話し、注目選手には、今シーズン初出場となるベテラン、山下裕史選手の名前をピックアップ。小畑選手は、「2連敗中ですが、チームの状態はとてもいいです。今日は、僕を差し置いて出場しているSH中嶋 大希選手に注目してください!」とコメントし、最後に2人は「今日は勝ちます!熱い応援よろしくお願いします」とSteel Matesへメッセージを送り、トークショーは終了しました。
試合は逆転、再逆転が繰り返される白熱のシーソーゲームになりましたが、試合終了間際にトライを許し、34-38で惜敗という結果に。前節の東京サントリーサンゴリアス戦同様に立ち上がりが良くないなど、課題が多く出た試合になってしまいました。惜しい試合が続き、3連敗と苦しい状況にありますが、次節こそ2024年初の白星を飾ることができるよう、2週間後の第6節横浜キヤノンイーグルス戦に向けてチームの立て直しを図りたいと思います。
寒い中、今節も1万人以上の方々にご来場いただき、ありがとうございました。

〜NEXT GAME〜
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24第6節
1月27日(土)14:10 KICK OFF
コベルコ神戸スティーラーズVS横浜キヤノンイーグルス
@ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川)

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