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7月28日(金)ニュージーランドレストラン「MANUKA」で開催のトークイベントに山下 裕史選手が出演しました。

9月に幕を開ける「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」。現在、日本代表は本番を見据え、国内でテストマッチを戦っています。東大阪市花園ラグビー場で開催の「リポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ」第2戦トンガ代表戦の前日、ワールドカップ出場経験もあるベテランPR山下 裕史選手がトークイベントに出演しました。

会場は、大阪・本町にあるニュージーランドレストラン「MANUKA」です。過去には、山中亮平選手やOBの橋本 大輝さんらも「MANUKA」のラグビーナイトに出演しています。

今回は、司会進行のラグビージャーナリスト村上 晃一さんに加え、ラグビー部でのマネージャー経験もあるフリーアナウンサー有働 文子さんも参加し、トークを繰り広げました。

山下選手と有働さんが同い年ということもあり、まずは同世代の選手のことについて。

日本代表で活躍したhai  五郎丸 歩さん(元・ヤマハ発動機ジュビロ)と同い年で、「五郎丸世代」だという山下選手は、「どんどん同い年の選手が引退をしていて寂しいですね」としんみりしながらも、「若い選手に負けないように、1年1年やっていきます!」と宣言。若い時と比べると、回復力が遅くなったと言いながら、休日には息子さんのサッカー(ラグビーではなく!)スクールに顔を出し、一緒にグラウンドを走り回っているとか。また、昨シーズン公式戦200試合出場を達成した山下選手というと、怪我をしないことで知られていますが、その秘訣を聞かれ、「ボールを持つとタックルされて怪我をする確率が上がります。怪我をしないのはボールを触らないからです!」と言い切り(昨シーズン山下選手のボールキャリー数は26でした)、笑いを取る場面も。さらに、話題は日本代表のことに。今の代表メンバーの中では、神戸スティーラーズの選手はもちろんのこと、2019年の代表活動で一緒になり、共にW杯メンバーから外れてしまった堀越 康介選手(東京サントリーサンゴリアス)のことを特に気にかけているそうで、7月8日ALL BLACKS XV(オールブラックスフィフティーン)との一戦に堀越選手が先発出場した際には「頑張れよ!」とメールを送ったと明かしていました。その後、スクラム談義に。7月15日のALL BLACKS XV第2戦で、具 智元選手がスクラムの時に百戦錬磨のベテランHO堀江 翔太選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)が隣にいてくれると心強いと発言したことを受け、山下選手は「フッカーに経験値の高い選手がいてくれるとプロップは安心しますね。僕の時だったら故・湯原 祐希さん(元東芝ブレイブルーパス)。平島(久照)さん(コーチ)、湯原さん、僕でスクラムを組んだ時は押されたことがありません。神戸では、OBの村上(正幸)さんが強かったですね」とコメント。一緒にスクラムを組んでみたいフッカーの選手には、南アフリカ代表で、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのマルコム・マークス選手の名前を挙げていました。

チームについては、8月14日からスタートということで、「新ヘッドコーチのデイブ・レニーは、2012年シーズン、スーパーラグビーのチーフスでプレーした時に指導を受けています。今シーズン、スティーラーズがどう変わるのか、僕も楽しみです!」と笑顔。続けて、「今シーズンは、昨シーズンの悔しさを払拭するシーズンにしたい」とも話していました。

1時間にわたるトークの後は、ご参加いただいた皆様との歓談タイム。トークの後半戦では、質問コーナーがあり、交代した後、ピッチサイドで必ず自転車を漕いでいる理由を聞かれ、「ルール上、プロップは交代した後も、怪我人が出たなど理由があればまたピッチに戻れるんです。ウォームアップとクールダウンも兼ねて自転車を漕いでいます。決して自転車が好きなわけではありません(笑)」と回答。山下選手のモチベーションは?との質問には、「負けたくないという気持ちじゃないですかね」と答えていました。

終盤には、プレゼント争奪じゃんけん大会を行い、トークイベントは大盛況のうちに終了。

山下選手は「久しぶりのトークイベントで、何を話せばいいんだろうと思っていたのですが、皆さんが笑ってくれて安心しました。僕も楽しい時間を過ごすことができました」と満面の笑み。

ご参加いただいた皆様、村上さん、有働さん、「MANUKA」の皆様、ありがとうございました!これからもコベルコ神戸スティーラーズの応援よろしくお願いします。

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