試合

5月27日(日)秩父宮ラグビー場で開催の「セブンズフェスティバル 2012」に参加しました。

今年で3回目の開催となった7人制ラグビー国内大会「セブンズフェスティバル2012」に参加し、1回戦でリコーブラックラムズと対戦しました。
試合は開始2分、アンダーソン ネーサン選手が不当なプレーでシンビンを受け、2分間の退場となると、3分、4分と立て続けにトライを献上。10点を追いかける展開で迎えた後半。相手ボールのキックオフをキャッチすると、ボールを繋いで、谷口到選手がゴール中央にトライ!濱島悠輔選手のコンバージョンキックも決まり、7-10とし、反撃を開始します。その直後、相手に追加得点を許しますが、コベルコスティーラーズデビューとなった南橋直哉選手が絶妙なコース取りとスピードでトライをマーク。正面健司選手のコンバージョンキックも決まり、14-17と追い上げます。その後も自陣ゴール前で大橋由和選手が好ディフェンスを見せるなど、逆転に向けてチーム一丸となって戦いますが、一歩およばず、そのまま14-17で試合終了となり、コベルコスティーラーズはコンソレーション(敗者復活)トーナメントに回ることになりました。
試合後、リーダーを務めた正面選手は「相手にボールを自由に回させてしまいました。前に出るディフェンスもできていませんでしたし、サポートも遅かったので、その部分を修正して、敗者復活戦に臨みたいと思います」とコメント。また1トライを上げた南橋選手は、「7人制は、大学時代に1度、大会に出場したぐらいだったのですが、アタック、ディフェンスともに自分の持ち味を発揮することができました」と敗れはしたものの手応えを感じた様子でした。

コンソレーショントーナメント1回戦は、NECグリーンロケッツと対戦。コベルコスティーラーズは開始直後、谷口選手、南橋選手の突破などでチャンスを掴みますが、相手のディフェンスに阻まれ、ゴールラインを割ることができません。逆に2分、ディフェンスの隙をつかれ、NECグリーンロケッツが先制のトライ。その後はコベルコスティーラーズがゲームの主導権を握り、攻め続けます。4分、濱島選手がトライを上げると、前半終了間際にも谷口選手がトライをマークし、14-7で折り返します。しかし後半に入り、相手チームのキーマンでもあるネマニ・ナドロ選手が登場すると、流れは一気にNECグリーンロケッツに。0分、さらに2分とトライを許し、14-19と5点のビハインド。カップトーナメント1回戦に比べると格段と動きが良くなったコベルコスティーラーズは、3分、濱島選手がこの試合2トライ目をマークし、同点に追いつきますが、5分、ナドロ選手のビッグゲインからトライを奪われると、19-26でノーサイド。
正面選手は試合を振り返り「1試合目よりもボールを動かし、走れていたのですが、個人のタックルミスやハンドリングミスが相手のトライに結びつき、敗れてしまいました。悔しさが残る大会となりましたが、15人制でリベンジを果たしたいと思います」と話していました。大橋選手も「今日はリンクプレーやディフェンスに徹しようと大会に臨みました。南橋、中濱といった若手が頑張ってくれ、良い場面もあったのですが、勝利に結びつけることができなかった。NECグリーンロケッツ戦に関していうと、外国人プレーヤーの1発にやられてしまいました。この借りは15人制で返します」とトップリーグでのリベンジに燃えていました。

コベルコスティーラーズは残念ながらコンソレーショントーナメント2回戦敗退という結果に終わりましたが、応援していただいたファンの皆様、ご声援ありがとうございました。
なお6月10日(日)から春の練習試合がスタートしますので、こちらもぜひ会場に足を運んでいただき、皆様の熱い応援をよろしくお願いします。

  • いざ戦いの舞台へ!

  • ルーキーとは思えない活躍ぶりを見せた南橋直哉選手

  • 好ディフェンスを連発していた大橋由和選手

  • 激しいプレーでチームを鼓舞し、2試合で2トライをマークした谷口到選手

  • 7人制ラグビーの豊富な経験を持つ正面健司副将が昨年の同大会に引き続きリーダーを務めた

  • 2試合で3トライ3ゴールを決めた濱島悠輔選手

  • 鋭いタックルで相手アタックを寸断するなど、ディフェンスが光っていたアンダーソン ネーサン選手

  • トライこそなかったものの独特のステップワークで観客を沸かせた中濱寛造選手

  • タックルに密集に身体を張り続けた野田創選手

loading