6月12日（日）、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて開催の練習試合 vs 近鉄ライナーズ戦の前に、「小学生ラグビー教室」が行われ、コベルコスティーラーズから佐藤貴志選手、正面健司選手、前川鐘平選手、山中亮平選手、山下楽平選手が、近鉄ライナーズの選手とともに参加しました。事前申し込みされた神戸市内の小学生60名の前で、選手を代表して正面選手が挨拶。「今日は１日楽しくラグビーを楽しみましょう」の声で教室はスタートしました。

この日のメニューは、パス、相手をかわす練習、試合、そして、ヒミツ特訓（!?）です。

パス練習は、9チームに分かれて円陣になって行い、ボールを受けたら、ほかの人に投げる、そして座る、これを繰り返し、一番早く全員が座ったチームが勝ちというものです。パスの取り方、投げ方を選手に教えてもらいながら、ゲーム感覚で楽しみました。その後、相手をかわす練習をし、試合へと突入。この後、最後のヒミツのメニューを実施したのですが、その練習とは……、ハイパントキャッチでした！これは、日本代表でもある山中選手がハイパントキックをし、それを子どもたちがキャッチするというもの。最初はノックオンしてしまったり、後ろにそらしてしまったりしていましたが、繰り返す内にコツが掴めたようで、しっかりキャッチしている子どもたちの姿が見られました。

練習の締めくくりは佐藤選手の「またみんなと一緒にラグビーができることを楽しみにしています！」との言葉で。全員で記念写真を撮った後、雨が降ってきたこともあり、室内に移動し、選手への質問タイムを実施しました。質問タイムでは子どもたちから「ラグビーはいつ生まれたんですか？」「ラグビーボールはいつできたんですか？」など、ラグビーにまつわる素朴な質問が飛び出し、選手たちがたじたじになる場面も（笑）。もちろんナイスな回答もありました。「試合に出るメンバーは誰が決めているんですか？」との問いには、正面選手が「監督がメンバーを決めていますが、試合には練習で頑張っている人が出ます。みんなも練習を頑張ってね」とキッパリ。最後にサイン会を行い、2時間半にわたるラグビー教室は終了しました。

参加した子どもたち、楽しんでいただけましたか？みなさんとまた会える日を楽しみにしています。これからもぜひラグビーを続けてくださいね！