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試合後のコメント

【試合レポート】 1月19日(金)トレーニングマッチVS静岡ブルーレヴズ

【試合レポート】 1月19日(金)トレーニングマッチVS静岡ブルーレヴズ

終盤立て続けにトライを許すも、リードを守り切り勝利を収める

1月19日(金)灘浜グラウンドに静岡ブルーレヴズ(静岡BR)を迎え、トレーニングマッチを行った。前回のトレーニングマッチVS花園近鉄ライナーズから中3日での一戦。ゲームキャプテンのカウリートゥイオティは「精度高くプレーし、フィジカルで圧倒する。基本的なことをしっかりやり切って、コーチ陣に自分たちのプレーをアピールしよう」と気合いを込めた。
SO日下のキックオフでスタートした試合は、神戸Sがプレッシャーをかけ、静岡BR陣22mライン付近で反則を得て、いきなりチャンスを得る。3分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込み前進すると、SH小畑がボールを持ち出し先制のトライをマーク(5-0)。その後、互いに攻め込むも決め手を欠き得点できない。スコアが動いたのは、24分、自陣ゴール前での静岡BRボールスクラムで反則を取られると、速攻を仕掛けられてトライを献上。ゴールキックも決まり、5-7に。さらに、27分には、自陣ゴール前でスクラムを押し込まれて失トライ。ゴールも成功し、5-14とリードを広げられてしまう。しかし、ここから神戸Sが反撃を開始。FWが激しくファイトし反則を得て、敵陣へ。35分、ゴール前ラインアウトから素早くボールを展開し、最後はSO日下が左コーナーへと飛び込みトライを決める(10-14)と、前半終了間際には、相手がディフェンスの裏に蹴り込んだボールをSH小畑が背走しながらキャッチし、そこから流れるようにパスを繋いで、WTBタプオシがラインブレイク。CTBリトルへとパスが渡ると、最後はNO8ポトヒエッターがインゴールへ。15-14と逆転に成功し、折り返した。

後半も最初にスコアしたのは神戸S。立ち上がりこそ反則やミスが出て自陣での戦いを強いられるも、8分、キックカウンターから連続攻撃を仕掛けて、最後はSH小畑がこの日2本目のトライをマークする。その2分後にも、キックカウンターから攻撃を展開し、小畑から代わったSH徳田がビッグゲイン。中央からCTB日下、FL井上と繋いで、右中間にグラウンディング。SO日下のゴールキックも決まり、29-14とリードを広げる。23分にも、静岡BR陣22mライン付近でのスクラムからフェイズを重ねて攻撃し、最後はLO張がトライを決め、34-14と20点差に。しかし、終盤流れが静岡BRへ。32分、中盤での攻防の後、相手にラインブレイクを許すと、一気に自陣深くに攻め込まれてトライを献上。35分には、リスタートのキックオフから相手にボールを繋がれて前進を許すと、自陣22mライン付近で反則を犯してしまう。そこから速攻を仕掛けられ、失トライ。立て続けにトライ&ゴールキックを許し、34-28と6点差にまで迫られる。互いにターンオーバーを繰り返して攻防を続ける中で、自陣22mライン付近での相手ボールラインアウトのピンチになるも、ボールを奪って、アタックに繋げる。そのまま6点差を守り切り、神戸Sが勝利を収めた。
トレーニングマッチは公式戦出場に向けてのセレクションの場でもある。2本のトライを決めたSH小畑は
「コーチ陣に対して良いアピールができたと思います。パスをインターセプトされる場面もあり、パスの精度はもっと良くしないといけないですが、自分から積極的に仕掛けていくなど持ち味は存分に出すことができました」と自信をのぞかせる。
試合については公式戦と同じように簡単にトライを許す場面があり、カウリートゥイオティは「グラウンドに立つ15人に責任があるので、その部分に関しては練習からお互いに厳しく言葉を掛け合って改善しないといけません」と反省する。
ウェスリー・クラークディフェンスコーチは「1本目の失点はクイックタップから、2本目はスクラムを押し込まれて、とシステムを崩されてのトライではありません。ディフェンスのシステム自体は機能しています。ただ、ターンオーバーされてからディフェンスする場面で簡単に乗られる状況を作っているところがありますし、選手の中にはタックルスキルのレベルを上げないといけない選手もいます」と課題について語る。
次節は、昨シーズン、チーム初のトップ4入りを果たした横浜キヤノンイーグルス(横浜E)との対戦だ。
「課題として出たターンオーバーディフェンスは修正しないといけないところです。また、今日の試合で静岡BRはコンテストキックを多く使ってきました。横浜Eもキックでプレッシャーをかけてくると思いますので、そこに関してはいい学びを得ることができました。あとはセットプレーもポイントになってくると思います」とクラークディフェンスコーチ。
2試合のトレーニングマッチで出た課題と収穫。それを活かして、横浜E戦では勝利を掴み、連敗を阻止する。

〜NEXT GAME〜
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24第6節
1月27日(土)14:10 KICK OFF
コベルコ神戸スティーラーズVS 横浜キヤノンイーグルス
@ニッパツミツ沢球技場(神奈川)

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