「ラグビーワールドカップ2019日本大会」に６試合出場し、南アフリカ代表の優勝に貢献したCTBルカニョ・アム選手が、3月10日、チームに合流し、クラブハウスにてオンライン記者会見を行いました。

ワールドカップ開催時は黒髪でしたが、来日に合わせて、２週間前に心機一転、金髪に染めたというアム選手は、冒頭「チームに合流し、神戸でラグビーができることが楽しみです」とひと言。その後の質疑応答では、入団のきっかけを聞かれ、「ワールドカップで来日し、日本で素晴らしい経験をしたこと、コベルコ神戸スティーラーズのラグビースタイルが自分にも合っていると思い、プレーすることに決めました」と回答。また、本来ならば、開幕に合わせて合流する予定だったのですが、コロナの影響で入国ができなかったこともあり、シーズン途中から加わることになったとも話していました。

日本でプレーする意義については、「母国以外の国でプレーすることで、多くのことを学べます。日本でプレーする期間は、私のラグビーキャリアの中でとても重要なものになると思います。すべてを出し切りたいですし、ここで学んだことを今後につなげていきたい」とコメント。チームは第8節終了時点で、2勝6敗と苦しい状況ですが、「これまでの試合を見ましたが、ダイナミックで良いラグビーをしているのですが、ミスがありトライまで持っていけないところがあったと思います。１日も早くチームのシステムを理解して、期待されているX・ファクター（特別な能力を持つ選手）として力を発揮しチームの勝利に貢献できるようにしたい」と宣言していました。

レギュレーションの関係から、アム選手は3月20日に予定されている第10節静岡ブルーレヴス戦から出場可能となります。アム選手のこれからの活躍にぜひご期待ください！