チーム
ラグビー日本代表がワールドカップイングランド大会への出場権を獲得しました。
5月25日(日)、東京・国立競技場で行われたラグビーワールドカップ2015アジア地区最終予選を兼ねた「アジア五カ国対抗」の最終戦、日本代表 vs 香港代表戦のメンバーに、コベルコスティーラーズから平島久照選手、木津武士選手、山下裕史選手、伊藤鐘史選手が選出されました。全勝同士の対決となったこのカード、勝てば、日本代表の8大会連続ワールドカップ出場が決定します。また、この試合は国立競技場の改修前に開催される最後の公式戦となります。平島選手は後半19分、伊藤選手は後半25分、山下選手と「最後の国立での試合。まだか、まだかと出番を待っていました!」という木津選手は後半32分にピッチへ。気合い十分の木津選手は、短い出場時間ながら、37分にトライを決めるなど存在感を発揮。日本代表は、8トライをマークし、49-8で香港代表を破り、アジア五カ国対抗4戦全勝で同大会優勝、さらにワールドカップの出場権を獲得しました。 この後、日本代表は、サモア代表とのテストマッチ、パシフィックネーションズカップ2014の2試合、そしてイタリア代表とのテストマッチと、激戦が続きます。
日本代表で活躍するコベルコスティーラーズの選手にご声援をお送りいただきますよう、よろしくお願いします。
平島久照選手&山下裕史選手
「先週行われた韓国代表戦では、僕ら、リザーブの選手が出た後に自分たちのリズムで戦えなかったという課題が出ましたが、今日はメンバーが変わってから立て続けにトライが生まれるなど、良い形で試合を締めくくることができました。今日の試合でワールドカップ出場を決めることができましたが、これからも戦いは続きます。次の試合からは先発を勝ち取ることができるように頑張ります!!」
木津武士選手
「エディーさんから『ボールキャリーを意識して、チームにエネルギーを与えるようなプレーをしてほしい』といわれていたので、試合に出たら積極的にボールをもらいにいこうと思っていました。良い形でパスを受け、トライにつながったのはうれしいです。だけど10分足らずの出場で満足してはいられません。次の試合から堀江(翔太)さんがレベルズに戻りますが、『やっぱり堀江がいないと』とならないように、セットプレーを安定させて、フィールドプレーでも活躍できるようにしたい。チームの信頼を勝ち取ることができるように努力していきます」
伊藤鐘史選手
「今日の試合は勝つことしか考えていなかったので、内容はともかく勝ててワールドカップ出場を決めることができたことにホッとしました。これからサモア、アメリカ、カナダ、イタリアと、コンタクトの強いチームとの対戦が続きますが、アジア五カ国対抗全試合でできたように、今後の試合でもジャパンウェイを見せていきたいと思います」
国家斉唱にはシンガーソングライターの平原綾香さんが登場
コベルコスティーラーズの4選手。左から伊藤選手、山下選手、木津選手、平島選手
韓国代表戦に続き、香港代表戦でも後半32分以降、コベルコスティーラーズの3選手がFW第一列を形成