チーム
12月7日(土)「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」シーズン開幕前記者会見を行いました
12月21日 に開幕するNTTジャパンラグビー リーグワン2024–25を控えた12月7日(土)、KOBELCOスポーツパーク内のスティーラーズ記念館にて、弘津 英司チームディレクター、デイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ(以下、HC)、共同キャプテンを務めるブロディ・レタリック選手と李 承信選手が出席し、開幕前記者会見を行いました。
今シーズンは、シーズン中の2025年1月17日に阪神・淡路大震災の発生から30年という節目を迎えます。
弘津チームディレクターは
「今シーズンは兵庫県、神戸市をホストタウンとするコベルコ神戸スティーラーズにとって特別なシーズンです。年々各チームの強化が進み、今シーズンも厳しい戦いが予想されますが、リーグワン初優勝を飾り、神戸の方々と喜びを分かち合いたいと思います」と抱負を述べると、レニーHCも
「来年、阪神・淡路大震災から30年を迎えます。特別なシーズンにしっかり結果を出すことができるようハードワークし、良い時間を過ごすことができています。コンディショニング、目指すラグビーへの理解度と必要なスキル、すべてにおいて昨年の同じ時期より上回っていると手応えを感じています。まずは2週間後の開幕戦に向けて良い準備をして臨みます」と決意を語っていました。
共同キャプテンのレタリック選手は
「チームとしても個人としてもリーグワン開幕が楽しみで仕方がありません。チームは昨シーズンから学んだことを活かして成長していこうと取り組んできました。特にディフェンス面に関しては、相手にプレッシャーをかけていかに自分たちのチャンスに変えていけるのか、プレシーズンからチャレンジしているところです。これまでのプレシーズンマッチ4試合では、昨シーズンから成長したところを見せることができていますので、それをより長い時間続けられるように開幕戦に向けて取り組んでいきたいと思います」とコメント。
李選手は
「新体制となった昨シーズンから1シーズンを経験し、今シーズンは自分たちがどのようなラグビーをするのかがとても明確になっています。1試合1試合勝ち切っていけるように、キャプテンとしてチームをリードしていきたいと思います。目標はもちろん優勝です!震災から30年ということで、今シーズンは、特に兵庫県、神戸市のために優勝したいという思いが強いです。リーグワン初優勝に向けて、チームも個人も成長し続けられるようにしていきます」と意気込みを述べました。
記者からの質疑応答では、昨シーズン大活躍だったアーディ・サベア選手が退団した穴をどう埋めるのかという問いに、レニーHCは
「アーディは間違いなく世界No.1のプレーヤーです。アーディの抜けた穴はアーディしか埋めることができません。今シーズン、スコットランド代表のジョージ・ターナーをチームに迎えた理由には、フッカーとしてセットプレーの安定感だけでなく、ディフェンダーとしての能力が高いことも挙げられます。また、彼はバックス並みのスピードも備えています。もちろん、バックローには、今村 陽良、サウマキ アマナキ、ティエナン・コストリー、ヴィリー・ポトヒエッターといった才能ある選手がいます。彼らがより成長することでアーディの抜けた穴をカバーしていきます」と回答。
また、李選手の起用についての質問には、レニーHCが李選手に「どのポジションでプレーしたい?」と問いかけ、笑いを取る場面も。
レニーHCは「李は、昨シーズン、センター、さらにフルバックでもプレーしました。日本代表では10番、15番でプレーし、もっとも良いパフォーマンスをしていたのが、フルバックに入ったサモア代表戦でした。李のようにどのポジションでも高いレベルでプレーできる選手がチームにいることは非常に心強い」と賞賛し、李選手は「どこでもプレーします!」と意気込んでいました。
震災の発生から30年という特別なシーズンの開幕まで、あと2週間となりました。開幕戦は、12月21日(土)ヤマハスタジアムにて静岡ブルーレヴズとの対戦になります。コベルコ神戸スティーラーズはチーム一丸となってリーグワン4年目の戦いに臨みます!