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8月5日(土)「リポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ」第3戦フィジー代表戦に具 智元選手、李 承信選手が出場しました。

「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」を1ヶ月後に控え、国内で行われる最後のテストマッチが、8月5日(土)東京・秩父宮ラグビー場にて行われました。相手は、トンガ代表、サモア代表を破ったフィジー代表。この試合に後半0分からPR具 智元選手、後半16分からSO李 承信選手が出場しました。
22,137人が見守る中、19時15分開始された試合は、4分、敵陣深くに入るもターンオーバーされると、そこから一気に走られてトライを献上。その3分後、FLピーター・ラピース・ラブスカフニ選手(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)の見舞ったタックルが危険なプレーと判定され、一発退場となると、14人の日本代表は防戦一方に。17分、38分と、トライを奪われ、0-21で折り返しました。

後半0分、具選手をはじめ、フロントローを総入れ替え。序盤から日本代表はテンポの良いアタックを見せます。しかし、ハンドリングエラーなどミスが出て取り切ることができず、逆に18分、フィジー代表にオフロードパスをつながれ、トライを許し、さらにリードを広げられてしまいました。満員の観客の前でなんとかいいところを見せたい日本代表は、31分、フィジー出身のジョネ・ナイカブラ選手(東芝ブレイブルーパス東京)がトライ。松田 力也選手から代わったSO李選手のゴールキックも決まり、7-28に。さらに、37分には、日本コールの後押しを受け、ナイカブラ選手と同じくフィジー出身のセミシ・マシレワ選手(花園近鉄ライナーズ)がトライを奪い、12-28。しかし、日本代表の反撃もここまで。終了間際にもトライを許し、12-35でノーサイド。日本代表は、W杯前の国内5連戦を1勝4敗で終えました。

試合後、具選手は「FWが7人という苦しい状況の中で良いスクラムもありましたが、相手からプレッシャーを受ける場面もあって…。すべてのスクラムを安定させないといけないです。ただ、スクラムの感覚は良かったですし、ちゃんと組めばいけると感じました」とスクラムについて言及した後、「先週トンガ戦に勝利して、連勝したかったので悔しい気持ちでいっぱいですが、本番はワールドカップです。W杯メンバーに選ばれたわけではないですが、選出されたら個人としても、チームとしても、レベルアップできるようにしていきます」とコメント。李選手は「序盤にレッドカードが出て、14人で戦わざる得ない状況になりましたが、そんな中でも、下を向かずに全員がハードワークし、良いアタックができた場面もありました。そこはポジティブに考えて前に進んでいきたいと思います」と話してくれました。

日本代表は、8月15日、W杯メンバー33人の発表が行われた後、8月26日、イタリアにて、同国代表と大会前の最終調整試合を行います。

引き続き、神戸スティーラーズの代表メンバーと日本代表の応援よろしくお願いします。

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