試合
2月2日(土)「日仏ラグビーチャリティマッチ2019〜FOR ALL復興〜」が開催されました
2月2日(土)、岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて、トップリーグ選抜とフランス1部リーグ「TOP14」の強豪ASMクレルモン・オーヴェルニュが対戦する「日仏ラグビーチャリティマッチ2019〜FOR ALL復興〜」が開催されました。この試合のために結成されたトップリーグ選抜に、コベルコスティーラーズから8選手が選ばれ、デーブ・ディロンヘッドコーチが指揮官に就任。準備期間は3日間しかありませんでしたが、ディロンヘッドコーチは「良い練習を積むことができた」と話していました。
試合には、中島イシレリ選手、日和佐篤選手、山中亮平選手が先発出場。渡邉隆之選手、張碩煥選手、タウムア・ナエアタ選手、清水晶大選手、井関信介選手がリザーブに名を連ねました。当日は、前日までの寒さが和らぎ、青空が広がるラグビー観戦日和に。関西からも大勢のコベルコスティーラーズファンの方が応援に駆けつけてくださいました。約7500人のラグビーファンが見守る中行われた試合は、ASMクレルモン・オーヴェルニュがフィジカルで圧倒し、トップリーグ選抜はいきなり2トライを奪われる苦しい展開に。その後、立て続けにトライを決め、12-14と食い下がりますが、相手の激しい攻撃に防御網が破られ、3トライを献上し、12-31で前半を折り返します。後半は、山中選手、ナエアタ選手がトライをするなど、スタンドは大いに盛り上がりましたが、トップリーグ選抜の反撃も及ばず。29-50でノーサイドとなりました。
ディロンヘッドコーチは「ASMクレルモン・オーヴェルニュは、フィジカルが強いチームです。また、どの選手もボールキャリーの能力が高い。そのようなチームと対戦し、トップリーグ選抜は、たくさんの練習をしたとは言えない状況の中で、攻撃を継続させ、5トライをマークしました。良い姿勢を見せた選手たちを誇りに思います。また、チャリティに貢献できたことも光栄に思います」と、コメント。日和佐選手は開始すぐにトライを重ねられたことについて、「相手のフィジカルの強さに圧倒されてしまって…」と苦笑い。「3日間の練習では、ディフェンスのシステムを構築できず、一人でタックルに行くことになってしまって、食い込まれてしまいました。ただ、トップリーグ選抜も良いアタックができた場面も多々ありました」と、話していました。自身のパフォーマンスについては「日本代表入りに向けて、高いモチベーションで臨み、早いテンポのラグビーをしようと思っていました。良い球出しもできましたし、良いアタックもできたと思います」と、アピールができた様子。同じく日本代表入りを目指す山中選手も「ボールキャリーといった自分の持ち味は出すことはできました!」と、笑顔。なお、ナショナルディベロップメントスコッドに選ばれている中島選手、日和佐選手、山中選手は、2月3日から開始のワールドカップに向けての日本代表トレーニングスコッドの合宿に参加することになりました。
8選手をはじめ、トップリーグ選抜に熱いご声援をお送りいただき、ありがとうございました!