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KOBELCO

試合

8月3日(月)「パシフィック・ネーションズカップ順位決定戦」にコベルコスティーラーズの4選手が出場しました

環太平洋の強豪国が激突する「パシフィック・ネーションズカップ」(以下、PNC)。ワールドカップイヤーの今年は、プールAの日本、サモア、トンガ、プールBのフィジー、アメリカ、カナダの6カ国が参加し、プールA対プールBの総当たり戦で7月から開幕しました。
7月18日に行われた初戦のカナダ代表戦には、コベルコスティーラーズから平島選手、山下選手、木津選手(後半28分から)が出場し、20-6で快勝。ワールドカップでも対戦する第2戦 vs アメリカ代表戦(7月24日)には、木津選手、山中選手、平島選手(後半33分から)が出場。試合は後半27分に逆転のトライを許し18-23で敗戦。そして第3戦 vs フィジー代表戦(7月29日)には、山下選手、伊藤選手、平島選手(後半27分から)が出場し、PGを小刻みに決めリードしながらも、前半20分からの約10分間で3トライを奪われ、22-27と逆転負け。日本代表は1勝2敗となり、トンガ代表との3位決定戦に臨みました。

8月3日(月)、カナダ・バーナビー(スワンガードスタジアム)で行われた順位決定戦vsトンガ代表戦には、コベルコスティーラーズから山下選手、伊藤選手が先発、平島選手、ウィング選手がリザーブ入りしました。試合はフィジカルなトンガ代表にブレイクダウンで圧倒され、日本代表が得意とする早いテンポに持ち込むことができません。7分、なんとかPGで先制するものの、すぐさまPGを決められ、3-3。16分にPGで加点し、6-3と日本代表がリードしましたが、その後、ビックゲインされたり、ブレイクダウンで反則が立て続けに出たりし、流れはトンガ代表へ。30分にトライを決められると、34分、40分にもPGで加点され、11-16で前半終了。後半の序盤は、日本代表ペースとなり、2分、8分とPGを決め、17-16と逆転。しかしそこからトンガ代表が日本代表のミスや反則を見逃さず、14分にトライを、20分にPGを決め、確実に得点へと結び付けていきます。とはいえスコアは17-24。まだまだ逆転できる時間帯。24分、PGで加点し20-24と4点差にします。ここでウィング選手が1年9ヶ月ぶりとなる日本代表戦のピッチへ。前日に「プレーするのが楽しみ!」と話していたウィング選手の好プレーもあり、日本代表はテンポよくボールをつなぎトンガ陣ゴール前へ。しかしながら、スクラムやラインアウトで反則を連発すると、逆にトンガ代表に攻められ続け、79分にトライを献上。日本代表は20-31で敗れ、PNC4位という結果に終わりました。試合後、山下選手、平島選手(前半32分に出場)は「今日はミスや反則が多く、自滅してしまいました。特に反則が多かった。アメリカ代表戦、フィジー代表戦、トンガ代表戦で黒星と3連敗してしまったことは残念ですが、PNCで収穫がなかったわけではありません。スクラムは、これまでだったらフィジカルの強い相手との対戦では勝負をせずにすぐにボールを出していたところを、今回は押し込んでいくことができた。あと駆け引きを向上させていけばもっと良くなると思います」とスクラムに成長を感じていると声をそろえてコメント。伊藤選手は「後半4点差にしたところで得点できなかったことが痛かった。トライを獲り急いでしまって、いつものリズムではない攻撃をしてしまい、ミスを立て続けにしてしまった。相手陣へと入ったら得点につなげる集中力を持たないといけない」と振り返った後、8月15日(土)東京・秩父宮ラグビー場で開催される日本代表vs世界選抜戦に向けて、「負けが続いているので、とにかく勝ちたい!今がジャパンの踏ん張りどころ」と強い口調で話してくれました。ワールドカップを目前に控え8月15日から日本代表は3週連続で、東京、福岡を舞台に世界選抜、ウルグアイ代表と戦いを繰り広げます。日本代表で活躍するコベルコスティーラーズの選手にも、熱いご声援をお送りいただきますよう、よろしくお願いします。

  • 1年9カ月ぶりに日本代表戦のピッチに立ったウィング選手(右から3人目)、そしてPNCでもスクラムの安定に貢献した平島選手(左から2人目)

  • 伊藤選手

  • 山下選手

  • 平島選手

  • ウィング選手

  • 試合後、仲間と握手をかわす平島選手、山下選手、伊藤選手

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