試合
5月9日(土)「アジアラグビーチャンピオンシップ2015」第3戦日本代表 vs 韓国代表戦にコベルコスティーラーズの5選手が出場しました
今年からアジアトップ3の日本、香港、韓国によるホーム&アウェイ方式の総当たりで戦うことになった「アジアラグビーチャンピオンシップ2015」。第3戦は、初戦で対戦した韓国代表とのホームゲームとなりました。5月9日(土)、福岡・レベルファイブスタジアムで開催されたこの一戦に、コベルコスティーラーズから平島久照選手、木津武士選手、伊藤鐘史選手が先発出場。また山下裕史選手、山中亮平選手が後半から途中出場しました。
第1戦は、「韓国代表の熱量に押されてしまった」と伊藤選手が試合後、反省の弁を述べたように、相手の激しいプレーを前に受けに回った日本代表ですが、ホーム戦では、開始1分に先制すると、その後も積極的にボールを動かし、前半だけで5トライをマーク。後半も日本代表のペースで試合は進み韓国代表に付け入る隙を与えず、66-10で圧勝、最終戦を残して大会優勝を決めました。
2013年11月に行われた欧州遠征でのスペイン代表以来のテストマッチでの先発出場となった平島選手は「試合の入りの部分を意識し、フィジカルで圧倒しようと言っていました。今日はその部分も良かったと思いますし、セットプレーでプレッシャーをかけることもできた」とコメント。3試合連続で先発出場の木津選手は「今日はエディーさん(ヘッドコーチ)からボールを10回持つように言われたのですが、その部分についてはもっと頑張らないと」と苦笑いした後、「アジアラグビーチャンピオンシップではスクラムを組み分けて、いろいろ試しています。今日は全体的にうまくいきましたが、まだまだ成長できる」と力強く宣言。第1戦、第2戦とフル出場、この日も64分間グラウンドに立ち続けた伊藤選手は「今日は木曜日まで非常にハードなトレーニングをした後の試合で、コンディションはこれまでで一番きつかったのですが、ワールドカップの第1戦と第2戦は中3日で行われます。第2戦 vs スコットランド戦を想定した戦いで、エディーさんからはメンタルテストだと言われていました。個人的には、これまでの3試合の中で、もっとも動けていなかったのですが、チームとしては試合の入りを意識し、みんな、いい動きができていましたし、セットプレーから早いテンポでボールを動かしたり、プレッシャーをかけたり、メリハリをつけた良い攻撃ができたと思います」と話してくれました。
最終戦は、香港で行われる香港代表とのアウェイゲーム。日本代表のさらなる進化にご注目を!