イベント
5月16日(水)「ラグビー部マーラートークライブ2018」に重一生選手がゲスト出演しました
大阪・北浜にあるラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」で開催の「ラグビー部マーラートークライブ2018」に、昨シーズン、ルーキーながら14試合に出場し、大活躍だった重一生選手がゲスト出演しました。
司会は、ラグビージャーナリストの村上晃一さんです。トークは、まず重選手のルーツ、ご両親の出身地である奄美大島について。今でも休みの時には奄美大島に帰省しているという重選手。子供の頃は、よく海岸でお父さんと相撲をとって遊んでいたそう。また、漁師をしていたという祖父と今でも元気にタコ取りをしているという祖母のワイルドな話に会場は大盛り上がり。その後、ラグビーをはじめた頃の話について。
小、中学時代、通っていた吹田ラグビースクールのコーチが会場にいたこともあり、重選手はタジタジ。コーチから子供の頃のいたずらや高校進学にまつわる裏話を暴露され、頭を掻くひと幕も。常翔学園高校3年の時の花園では自身の活躍もあり、見事、頂点に。「その頃はラグビーが楽しくして仕方なかったですね」と振り返っていました。進んだ帝京大学では、レギュラーをつかめず、ふてくされていたという重選手。「岩出(雅之)監督にはよく怒られましたね」。そんな重選手を変えたのは、ノンメンバーの選手の頑張っている姿。「Aチームにいるのに、試合に出られないくらいで何をふてくされているんだろうと思うようになって。それから試合に出たら、出ていない選手のために頑張ろうと思うようになりました。それに気が付いてから岩出監督から怒られなくなりましたね」。大学では、人間性が高まったと話します。そして話題はコベルコススティラーズのことに。
重選手は子供の頃からコベルコスティーラーズの大ファンということもあり、昨シーズンのデビュー戦は、かなり嬉しかったそう。トップリーグ全15試合中14試合に出場し、「新人賞を狙っていたんじゃないの?」と問いかける村上さんに、重選手は「もちろんです。でも大学の同期の姫野(和樹/トヨタ自動車)が10月に日本代表に選ばれて、ワラビーズ相手にトライを決めた瞬間、(僕が)選ばれることはないなって思いました」と悔しそうな表情。今シーズンについては、新体制となり、チームの雰囲気が一新したと説明。「ウェイン(・スミス総監督)はラグビーに取り組む姿勢や規律に厳しいんです。遅刻したら、練習に参加させてくれないですし、それがシーズン中だったら、その週の試合にも出させないと言われています。デーブ(・ディロンヘッドコーチ)も同じです」。また、ダン・カーター選手の加入については「楽しみで仕方がありません!」と笑顔を見せていました。その後、参加者からの質問に答えるコーナーがあり、「常翔学園高校時代で一番記憶に残る試合は?」という問いに「選抜大会での石見智翠館との試合です。高校3年の時に、唯一負けた試合なんです。あの試合は、気の緩みもありました。その時に、こんな試合をしてはいけないとチームで話し合い、花園での優勝につながりました」と答えていました。トークの後は、村上さん、重選手が各テーブルに回って交流する懇親会へ。
写真を撮ったり、話をしたり、賑やかな時間を過ごした後、コベルコスティーラーズグッズが当たる抽選会を実施。最後に「今シーズン、チームとしては優勝。個人としては試合に出て優勝に貢献できるようにします。また、日本代表にも選ばれるよう頑張ります!」と力強く締めくくり、イベントは終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!これからも重選手とコベルコスティーラーズを応援よろしくお願いします!