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Road to 2027

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【Road to 2027】「ネーションズチャンピオンシップ2026」日本代表 vs イタリア代表レポート

【Road to 2027】「ネーションズチャンピオンシップ2026」日本代表 vs イタリア代表レポート

今年から新設された世界最高峰の国際大会「ネーションズチャンピオンシップ2026」が幕を開けた。現在世界ランキング12位(6月23日時点)の日本代表は7月4日(土)東京・秩父宮ラグビー場で同ランキング10位のイタリア代表と対戦。コベルコ神戸スティーラーズからは先週行われたJAPAN XV vsマオリ・オールブラックスで1トライをマークしたWTB植田 和磨が先発、FLティエナン・コストリーと出場すればファーストキャップ獲得となるSH上村 樹輝はリザーブ入りを果たした。
「善戦ではなく、日本代表は勝たなくてはいけない」
そう強い気持ちで臨んだ一戦は格上のイタリア代表を27-10で撃破、スタジアムに足を運んだ21,329人を歓喜の渦に巻き込んだ。
先にスコアしたのはイタリア代表。5分、CTBメノンチェッロ(トゥールーズ)に突破を許し、CTBブレックス(トゥーロン)がフィニッシュ。しかし、その後は日本代表のペースとなる。
11分、LOディアンズ(BL東京)のトライとFB松永(BL東京)のゴールキックで7-7と同点にすると、さらにキックを巧みに使いながらテリトリーを得て、17分には連続攻撃からCTB廣瀬(S東京ベイ)がディフェンス網を破ると、サポートしていたFB松永にパスを繋いでトライ。ゴールキックも決まり、14-7に。日本代表は25分にもPGで3点を加え、17-7にリードを広げる。試合終了間際、イタリア代表にゴール前まで迫られるも、必死のディフェンスでトライラインを割らせない。最終的に反則があり、PGで3点の加点を許してしまったが、17-10でハーフタイムへ。
残り40分も、日本代表が主導権を掌握する。まずは3分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトから展開し、FWが前に出続けて最後はFLガンター(埼玉WK)がトライゾーンにボールをねじこみフィニッシュ。日本代表はキックバトルに対応し、相手の強みであるセットプレーでもプレッシャーをかける。何よりフィジカルバトルで真っ向勝負し相手にゲインラインを越えさせない。自陣ゴール前でトライラインを背負う場面では激しいバトルを繰り広げ、逆にボールを奪い取る。27分には、敵陣22m ライン左中間でのスクラムで反則を獲得。PGで加点し、27-10に。そのままリードを保ったまま、日本代表が勝利を飾った。
後半35分から出場し、テストマッチデビューを飾ったSH上村は「子どもの頃から夢見ていた場所だったので、ファーストキャップを獲得し、幸せな気持ちでいっぱいです!」と笑顔。
80分間出場したWTB植田は「今日はディフェンスの勝利だと思います。全員がディフェンスでハードワークし、ゴール前で何度もイタリア代表のアタックを食い止めました。マオリ・オールブラックス戦では勝ちを届けることができなかったですが、今日はファンの皆様に日本代表が勝つ姿を見せることができて本当に嬉しいです」と声を弾ませた。
後半25分から出場のFLコストリーは「途中出場し、今日は15分全力を出し切ろうと思っていました。タックルして立ち上がって、早く次の仕事に向かって。ボールキャリーする機会はあまりなかったですが、ディフェンスのラインスピードを上げることができましたし、リザーブメンバーとしての仕事を果たすことができたと思います」と胸を張った。

 

ティエナン・コストリー
「フォワードのカバーか、ウイングもできるので、何か緊急事態が起きたらバックスでと言われていたので、イタリア代表戦に向けて両方の準備をしていました。最終的にバックローで出場し、ボールを持ってキャリーする機会はそれほどなかったのですが、ディフェンスのラインスピードを上げるなど、役割を果たすことはできたと思います。チームとしては、2年前の対戦では大敗(14-42)したイタリア代表を相手に終始ゲームをコントロールし、良い形で勝利できました。次戦ではアイルランド代表と対戦します。勢いを得ることができたので、自信を持って『超速ラグビー』をして世界トップチームを倒したいと思います!」

 

上村 樹輝
「試合は先制こそ許しましたが、その後は日本代表のペースで運ぶことができていました。グラウンドに立つ全員がハードワークしていたので、僕もグラウンドに立ったら100パーセント出し切ろうと思っていて。エナジーとハードワークすることを意識し、後半35分、敵陣ゴール前でのプレーで斎藤さん(東京SG)と交代することになり、SO伊藤(明治大)とゲームプランについて話をして、試合に入り、良い形で締めくくることができたと思います。ジョーンズ日本代表ヘッドコーチから『ショートサイドでスペースを見つけるのが上手い』と言われていたこともあり、スペースがあったので思い切ってキャリーしました。今日は代表のジャージーに袖を通す瞬間からすべてが特別で、幸せな時間になりました。日本代表では僕のアグレッシブなアタッキングマインドを評価してもらっています。これからも強みを信じて、チームのためにハードワークし続けます。そして、先輩で同じポジションの斎藤さんからいろいろなことを吸収し、日本代表が標榜する『超速ラグビー』を体現できるスクラムハーフに成長していきたいと思っています」

 

植田 和磨
「個人的にはランとハイボールを意識していました。今日はボールキャリーする機会は少なかったですが、合宿がはじまってから求められている空中戦では相手が蹴ったキックを泥臭くセービングしたり、プレッシャーをかけたり、ラン以外のところでチームに貢献できたと思います。そして、今日は同期の(上村)樹輝がテストマッチデビューを飾りました!一緒に神戸Sで試合に出て、日本代表としても同じグラウンドに立ちたいと思っていたので、本当に嬉しくて。これからお互いにキャップを重ねて、日本を代表するようなウイングとスクラムハーフになっていけるよう頑張ります!」

 

日本代表のネーションズチャンピオンシップ第2戦はオーストラリアで世界ランキング3位の強豪、アイルランド代表との対戦となる。イタリア代表戦を通じて「チームも個人としても大きな自信を得ました」と植田は語った。日本代表はラグビーワールドカップ2019日本大会以降、アイルランド代表に3連敗中だ。簡単な相手ではないが、植田の言葉の通り、この勝利から得た自信と手応えをぶつけて、大きな勝利を掴み取りたい。

 

<NEXT GAME>
ネーションズチャンピオンシップ2026
7月11日(土)20:00 KICK OFF(日本時間19:00)
日本代表vsアイルランド代表
@マクドナルドジョーンズ・スタジアム (オーストラリア)

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