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試合後のコメント

【試合レポート】5月10日(日) NTTリーグワン2025-26 第18節クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦

【試合レポート】5月10日(日) NTTリーグワン2025-26 第18節クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦

NTTリーグワン2022第14節から7連敗を喫する強敵を倒して、1位通過でプレーオフへ!

コベルコ神戸スティーラーズはスピアーズえどりくフィールドにてクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦し、24-19で勝利、リーグ戦1位通過を決めた。
5ヶ月にわたるリーグ戦も最終節を迎えた。対戦するのは開幕節にて28-33で惜敗した、現在14勝3敗勝ち点69で3位のS東京ベイ。会場である“えどりく”でS東京ベイはこれまで29連勝中だ。『えどりく不敗神話』を止める!「チームの良いモチベーションになっています」。試合前に共同キャプテンの李はそう力強く語った。勝てば1位通過、負ければ3位に落ちるリーグ戦最後の大一番。オレンジアーミーでいっぱいになった“えどりく”での一戦、互いに現時点でのベストメンバーで臨んだ。試合はSO李のキックオフでスタート。第13節以降開始早々トライを決めて良い入りを見せている神戸Sだが、接点の攻防で激しいプレッシャーを受けてボールをキープしアタックすることができない。先にスコアしたのは、S東京ベイ。自陣での防御で神戸Sが反則を繰り返し、10分、ゴール前からHOマークスに力技でボールを押し込まれて5点を献上。ゴールキックも決まり、0-7に。16分にS東京ベイ陣10mライン中央で反則を得てショットを選択し、SO李が40mのPGを決めて3-7にするも、17分、PR山下(裕)のタックルが高く入り、反則の繰り返しで、イエローカードが出されてしまう。19分、自陣ゴール前でのスクラムから左へ展開されて、WTB木田がトライ。ゴールキックも決まり、3-14とリードを広げられる。しかし神戸Sは、一人ひとりがこれまで以上にハードワークし14人とは思えぬプレーを見せる。相手の反則により敵陣22m付近でラインアウトを得るとボールキープしながらフェイズを重ねて、じりじりと前進する。10フェイズを超えるアタックの末に今季初先発のCTBリトルがディフェンスをこじ開け、フィニッシュ。ゴールキックも決まり10-14と4点差とし、食らいついていく。その直後、FBスティーブンソンにビッグゲインを許してパスを繋がれ、ゴール前まで迫られるも、CTBリトルが激しいタックルで相手の前進を阻止しミスを誘ってトライラインを死守。すると、チャンスは神戸Sへ。WTB植田のランを阻んだ、WTB木田のタックルが危険なプレーと見做されてイエローカードが提示され、今度は神戸Sが数的優位な状況に。35分、FWで近場を攻め込み、最後はLOカウリートゥイオティがボールをねじ込み、逆転のトライ。この試合初めて神戸Sがリードを奪った。しかし、前半終了間際、FBスティーブンソンのキックが「50:22」になると、ラインアウトモールを押し込まれてトライを献上、17-19とひっくり返されて、折り返した。

ハーフタイム、ボールをキープしてアタックすることや規律の面について話し合い、後半40分の戦いへ。互いに激しさを前面に押し出し、一歩も譲らぬ攻防が続く。息を呑むようなコリジョンバトルが展開される中で、後半12分、FLコストリーのタックルが危険なプレーとなり、イエローカードが提示される。14人で戦う苦しい時間にもかかわらず、神戸Sは敵陣へと攻め込む。しかし、固いディフェンスに阻まれ、スコアボードは動かない。見応えある攻防が続く中で、ついにその時が来た。28分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込んだ後展開し、FWで近場を攻め込み、最後はFLコストリーがパスをすると見せかけ、トライラインに飛び込みフィニッシュ。ゴールキックも決まり、24-19と試合をひっくり返した。残り10分は、S東京ベイの時間となる。キックカウンターから大きくゲインを許すと、神戸Sはオフサイドの反則を犯し、自陣22mライン付近でのS東京ベイのラインアウトに。ここはノットストレートのミスが出て、神戸Sボールのスクラム。しかし、コラプシングの反則を取られてしまう。ゴール前でのラインアウトから展開されて、トライライン直前まで迫られる。そこで神戸Sがオフサイドの反則を犯して、77分、再びゴール前でのS東京ベイのラインアウトに。オレンジアーミーの大声援が送られる中で、LOカウリートゥイオティが相手ボールをスティール!ピンチを凌ぐと、その後、S東京ベイが反則を立て続けに犯して、そのままノーサイド。神戸Sが24-19でS東京ベイを撃破し、えどりく不敗神話を打ち破った。さらに、この勝利で神戸Sのリーグ戦1位通過が決まった。なお、プレーヤー・オブ・ザ・マッチには、今シーズン17本のトライを決め、最多トライゲッターに輝いたLOレタリックが選ばれた。
レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ(HC)は「前半序盤はなかなかボールを持つことができなかったですが、ボールをキープした時には得点に変えることができました。厳しい戦いを勝ち抜くことができ、選手を称えたいと思います」と話す。特にレニーHCはイエローカードが2枚出てタフな状況になったところで、選手たちが戦う姿勢を見せたところを評価する。
「イエローカードのところは必ず修正しなくてはいけないところですが、後半向かい風で、かつ、15-17で追いかける展開でファイトし続け、ポゼッション、テリトリーで相手を圧倒し、最終的に勝ち切る方法を自分たちで見つけ出したことを賞賛したい」(レニーHC)
大きくて強いFWを擁するS東京ベイに接点の攻防で一歩も引かずに渡り合ったことも勝利の要因の1つだ。共同キャプテンの李は「FWがドミネートしてくれることでアタックに勢いが生まれます。ブレイクダウンとボールキャリアーはさらに成長させていきたい」と決意する。
神戸SがS東京ベイに勝利したのはNTTリーグワン2022第3節まで遡る。7連敗を喫している相手を破ったことについて、李は「“えどりく”というアウェーの状況で、しかもプレーオフに向けた大事な一戦で勝ち切れたことは間違いなくチームの自信になります」と手応え。大きな自信を得た上で臨むプレーオフトーナメント。神戸Sは準決勝から出場する。リーグワン初制覇まで残り2試合。スティールメイツと共に国立へ。目標達成のために与えられた時間をチームのさらなる成長のために有効に使い、神戸Sはプレーオフの戦いに臨む。

 

LOブロディ・レタリック(共同キャプテン)
「最多トライゲッターは最高に嬉しいです。ただ、自分としてはトライよりもチームが勝つことの方が大事ですから。今シーズン、多くのトライが取れている理由はわかりませんが、全員が自分たちのラグビーをする上で役割が明確になり、その結果としてトライが増えたのかなと。プレーオフトーナメント準決勝まで3週間あります。しっかり良い準備をして、共同キャプテンとしてリーダー陣とともにチームが正しい方向に進めるようにしていきます」

 

LOジェラード・カウリートゥイオティ
「S東京ベイに対してラインアウトの対策をした上で良い準備ができていました。相手のラインアウトの時にしっかり飛べばプレッシャーをかけることができると。(後半77分の相手ボールラインアウトでのスティールについて)相手のコールを聞いて『ここだ!』と思い、ジャンプしました。読みが当たって良かったです。試合については、今日は2枚のイエローカードを含めて規律の面という課題が出ました。特に問題なのはノットロールアウェイです。接点の反則は絶対に避けないといけないですし、自分たちでコントロールできるところです。プレーオフに向けて、この部分は修正していけるようチームで取り組んでいきたいと思います」

 

SO李承信(共同キャプテン)
「序盤から相手にフィジカルのところでプレッシャーを受け、レフリングに対しても適応できなくて流れを失ってしまいましたが、そんな中でも敵陣に入った時はスコアすることができて。前半はポゼッション、テリトリーを奪われる中で、チームとして粘りを見せることができました。ハーフタイムに規律の面やしっかりボールキープをしてフェイズを重ねてアタックしようと話し、それがチーム内でクリアに共有でき、後半はほとんどの時間を敵陣でプレーでき、トライラインに迫られた場面でも我慢してディフェンスし、チームの成長を感じることができました。今日は、直近のS東京ベイとの成績(NTTリーグワン2022第14節から7連敗中)のこともありますし、相手の“えどりく” での連勝記録のこともある中で、プレーオフに向けた大事な一戦で勝てたことは間違いなく自信になります。ただ、プレーオフはまた別のものです。各チームがプレーオフに向けて1から準備すると思うので、自分たちの強みであるアタックやプレーの精度、ハードワークといったところをさらに成長させ、規律の面も改善し、しっかり準備して臨めるようにしていきます」

 

〜NEXT GAME〜
NTTリーグワン2025-26 プレーオフトーナメント準決勝
5月30日(土)12:05キックオフ
コベルコ神戸スティーラーズvs(東京サントリーサンゴリアスvsリコーブラックラムズ東京の勝者)
@秩父宮ラグビー場
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