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試合後のコメント

【試合レポート】3月14日(土) NTTリーグワン2025-26第11節三菱重工相模原ダイナボアーズ戦

【試合レポート】3月14日(土) NTTリーグワン2025-26第11節三菱重工相模原ダイナボアーズ戦

後半は攻めあぐねるも9トライを奪って勝ち点5を獲得し、首位に浮上!

コベルコ神戸スティーラーズは神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて三菱重工相模原ダイナボアーズし、61-10で勝利した。
大事なブロックと定めた第7節からの4試合を全勝で終え、9連勝と勢いに乗る神戸S。バイウィークには2023-24シーズンから指揮を取るレニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ(HC)のニュージーランド代表ヘッドコーチ就任が発表された。第8節以来の先発出場となるHO北出は「発表後初のミーティングではみんなでレンズ(レニーHC)に『おめでとうございます!』と声をかけました。選手、スタッフ、声には出さないですが、最後のシーズンを優勝で飾ってレンズを送り出そうという気持ちになっています」と語る。第10節を終えて、神戸Sは2位。首位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイとの勝ち点差は2と射程圏内に捉えている。勢いをさらに加速させようと、後半戦の戦いへと突入した。
ホストゲームに迎え撃つのは、昨シーズン1勝1敗と、ビジターゲームで黒星を喫した相模原DB。雪で中止になった3月7日の第7節東京SG戦では強いFWがブレイクダウンで圧力をかけて、相手の早い球出しを阻止し、思うようなアタックをさせずに勝利した。神戸Sはbrutality(容赦なく)の気持ちを持って戦い、自分たちのラグビーを遂行したいところ。7,146人が見守る中でキックオフを迎えた試合は、前半、風下に立つ中でボールキープしながら神戸Sらしい多彩なアタックが炸裂し、トライの山を築いていく。スコアボードはいきなり動く。3分、WTB松永の突破からパスを繋いで、フェイズを重ねて、LOレタリックが強いキャリーを見せてゴール前まで迫ると右中間ラックからSH上村、FLサベアとボールが渡り、最後はCTBレイナートブラウンが先制のトライ。9分にはFB上ノ坊のラインブレイクからチャンスを作り、パスを繋いで、WTB松永がフィニッシュ。キックカウンターやターンオーバーといったアンストラクチャーからどんどん仕掛ける神戸S。14分にはFB上ノ坊のオフロードパスを受けたFLコストリーが、21分にはSO李がトライをマークする。前半終了までに7トライを奪って47-0で折り返した。

風上に立つ後半。ハーフタイムには風を活かしながらテリトリーを獲得し、敵陣でプレーしようと指示が入った。しかも、相手は前半終了間際、故意にパスを叩き落としたとしてLOセルにイエローカードが出されている。畳み掛けたいところだったが、後半開始早々、繋ぎのミスや反則が出て、自陣でのプレーを強いられる。5分、FWのダイレクトなプレーでゴール前まで迫られると、最後は展開されトライを献上。その後も反則が続くなど、ピリッとしない展開が続く。13分には自陣で20フェイズ以上の連続攻撃を受ける。ここはPR具がスティールしピンチを脱する。20分にも自陣深くでLOレタリックがブレイクダウンでスティールするなど、ディフェンスの中で好プレーが随所に出るも、流れを掴むことはできない。神戸Sの後半最初のトライは、29分。FWの力強いプレーで前進し、ゴール前で反則を得ると、HOディクソンのタップキックからボールを繋いで、最後はLOレタリックが飛び込みトライ。35分には、相模原DBに反則の繰り返しで、LOコーヘレンバーグにイエローカードが提示されると、神戸Sはゴール前でのラインアウトからモールを押し込み、HOディクソンがトライゾーンへ。SOガットランドが自身にとって490点目となるゴールキックを決めて、61-5に。38分、NO8フナキにイエローカードが出て、終了間際にラインアウトから攻撃を仕掛けられてトライを許すも、61-10で神戸Sが勝利を掴み、勝ち点5を上乗せ。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはSO李が選ばれた。
試合後の記者会見でレニーHCは「勝ち点5を得たことに関してはハッピーです」とコメントするも、その顔に笑顔はない。「後半の戦い方にフラストレーションが溜まりました」といい、要因について「マインドセットだと思います。ハーフタイムに後半やるべきことを話していたものの、やらなくはいけないことができてなかった選手もいます。それに規律も悪かった」と語った。共同キャプテンのレタリックも「連続でペナルティを与えてしまい、それがダメージに繋がりました」と規律の面について言及した。
レニーHCが厳しいコメントをするには理由がある。神戸Sは高いスタンダードを追求し、取り組んできている。
「スキルのレベルも上げてきたにもかかわらず、後半はそれが発揮できなかったことが残念です。ただ、我々にはまだまだ成長できる余地があることがよくわかりました」(レニーHC)
今節、S東京ベイが埼玉WKに敗れ、神戸Sは首位に浮上した。
「1位になったことは悪いことではありません。これかも自分たちにフォーカスし、成長していきたい」とレニーHCがいえば、レタリックも「まだまだ成長しないといけない課題があることがわかりました。特に次節はショートウィークで横浜Eとの対戦になります。試合に向けて成長していきたいと思います」と決意する。しかも、後半戦に入ったとはいえ、試合は残り7試合ある。そして、プレーオフトーナメントと続く。
神戸Sは妥協を許さないレニーHCのもとで、慢心することなく飽くなき進化を目指して、優勝という大きな目標達成に向けて突き進んでいく。

 

PR山下 裕史
「前半は良かったのですが、後半スタートから反則が多くて。風上で、しかも数的有利な状況でもあったのに相手に優位に立たれてしまって、中弛みのような形になってしまいました。反則は修正しないといけません。ただ、勝って反省できるのはポジティブなことです。結果的に勝ち点5を取れたことは二重丸!バイウィーク中にレンズがオールブラックスのヘッドコーチ就任が決まりました。自分の所属チームからオールブラックスのヘッドコーチが出ることはすごいことだと思います。チームでも発表後最初のミーティングで選手から『おめでとうございます!』と言いました。今節でチームは首位に立ちましたが、これからもやることは何も変わりません。先を見ずに、やることをやっていれば勝利は近づきます。まずは今節の悪かった点をフィードバックして、次節に向けてしっかり準備していきます」

 

LO小瀧 尚弘
「2試合続けて先発での出場となりました。派手なことができるタイプではないのですが、この2試合ではビッグヒットであったり、トライであったりと、インパクトあるプレーをして爪痕を残そうと思って臨みました。ただ、なかなかそういうプレーを出すことができなくて…。勝利しましたが、個人的には悔しさが残ります。インパクトあるプレーを意識せずともできるようになって、殻を破ることが個人として掲げている目標です。チームとしては10連勝し、波に乗っています。これからも勝ち続けられるよう、チームに貢献できるよう頑張ります!」

 

SO李 承信
「前半のスタートのところを意識して試合に臨みました。スピードに乗って順目に乗り勝っていこうと話してきて、強みであるアンストラクチャーからトライを取るなど、キックオフから良い形で神戸Sのラグビーができたのですが、課題も出ました。敵陣ゴール前に入ったところで精度が低いところもあって、もう3、4トライ重ねることができていたと思います。後半は反則やミスが多くて、うまく敵陣へと入ることができなくて。ディフェンスについては、ダブルタックルや相手を抱え込んでスローボールにするという面では試合を通じて良かったです。ただ、アタックでは明らかなチャンスでミスがあったり、ほかにも規律の面が崩れてしまったりと、チャンピオンチームになるためには、まだまだやるべきことは多いという印象です。今節の勝利で首位に立ちましたが、チームでは順位や連勝について話をしていません。リーグ戦はまだ7試合ありますし、プレーオフトーナメントで勝たないと意味がない。1位になったとしても、チームとしてやることは変わりません。現状に満足している選手は1人もいないですし、これからも高いスタンダードを求めて、さらに強いチームになっていきたいと思います」

 

〜NEXT HOST GAME〜
NTTリーグワン2025-26 第12節
大和ハウスグループスペシャルマッチ
3月20日(金・祝)14:30キックオフ
コベルコ神戸スティーラーズvs横浜キヤノンイーグルス
@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
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