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試合後のコメント

【試合レポート】 11月15日(土)プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ戦

 取材日:2025年11月15日

【試合レポート】 11月15日(土)プレシーズンマッチ 静岡ブルーレヴズ戦

スクラムの劣勢を跳ね除けて9トライを奪いプレシーズンマッチ3連勝

昨シーズンの公式戦では2度対戦し1勝1敗の静岡ブルーレヴズをコベルコ神戸スティーラーズラグビーグラウンドに迎えて、40分×3本のプレシーズンマッチを実施。スクラムは劣勢となるも、神戸Sが攻撃力の高さを見せつけ61-36で勝利を収めた。

互いに主力をそろえた1本目、先制したのは静岡BR。自陣22mライン付近でのマイボールスクラムでコラプシングの反則を取られると、7分、ゴール前ラインアウトから展開されてWTBツイタマにトライを許す。拮抗した展開が続く中、18分、ゴール前中央で反則を得ると、FWがひとつの塊となって一気に押し込み、NO8フナキがグラウンディング。SOガットランドのゴールキックも決まり、7-5。その直後のキックオフで反則を犯し、自陣ゴール前での静岡BRラインアウトに。モールを押し込まれるもボールを出させず、神戸ボールのスクラム。プレッシャーを受けながら、NO8フナキがサイドを突いて、ボールを展開。SOガットランドのキックで陣地を挽回し、ピンチを脱すると、守っては相手のミスを誘って敵陣へ。28分、ゴール前でのマイボールラインアウトからモールを押し込み、LOレタリックがトライ。ゴールキックも決まり、14-5に。この後、自陣深くでのノックフォワードから静岡BRボールのスクラムで反則を取られると、続くゴール前ラインアウトでの防御でもオフサイドを犯してしまう。相手はスクラムを選択し、BKへと展開されてトライを献上し、14-10に。試合終了間際、神戸SはCTBイオアサの突破でゴール前まで前進するも、反則を取られてしまう。しかし、相手のPKのキックがノータッチになると、ハーフライン付近でガットランドから代わったSO伊藤がキャッチし、展開。そこからチャンスを掴んで、FW、BK一体となった連続攻撃から最後はWTBブルアがトライラインを駆け抜ける。SO伊藤のゴールキックも決まり、21-10で終えた。

SO伊藤のキックオフでスタートした2本目。4分、自陣22mライン付近でボールを奪うと、WTBブルアがラインブレイクし、パスを繋いで、最後はWTB松永がインゴールへ。両チームともにメンバーを入れ替えて試合を進める中で、22分、自陣ゴール前でのスクラムで押し込まれ、BKへと繋がれ失トライ。ミスや反則からリズムを掴めずに時間が経過するも、32分、自陣22mライン付近でターンオーバーし、CTBファカトゥロロ、CTBハリスと繋いで、最後はFB辻野からパスを受けたWTBモエアキオラがインゴールへ。36分にもWTBモエアキオラがトライを奪い、40-17とリードを広げる。終了間際に神戸Sがボールを展開し、敵陣深くへ入るが、WTBモエアキオラの裏へキックが相手にキャッチされるとそのまま70m走り切られトライを献上。ゴールキックも決まり、40-24で3本目へと突入した。序盤から反則を繰り返し、自陣に釘付けとなる神戸S。7分、ゴール前での静岡BRボールスクラムからFWに押し込まれてトライを奪われ、40-29に。じわりじわりと追い上げられて、嫌な流れを断ち切りたいところ。すると、キックオフのボールをマイボールにすると連続攻撃で前に出て、最後はPRカイヴェラタがゴール中央に突進しトライ。さらに20分にもキックカウンターからパスを繋ぎ、LO今村の突進などがあり、最後はFL前田(剛)がグラウンディング。一進一退の攻防が続く中で、両チームともに1トライずつ上乗せし、61-36でノーサイド、神戸Sはプレシーズンマッチ3連勝を飾った。

レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチは「静岡BRという強いチームに対して、これまでやってきたことをしっかり出し切らないと苦しい試合になってしまうと思っていましたが、フィジカル、エナジー、そして努力という面でも素晴らしかったですし、パフォーマンスも良かったです」と選手を讃えた。前回のマツダスカイアクティブズ広島戦では、チームとしてやってきたことが体現できなかったが、この一戦では「若いメンバーがSA広島戦から学んだことを活かしてプレーしてくれた」とも。しかし課題も出た。レニーHCは「ペナルティの数が多かったため、ディフェンスの時間がかなり長くなってしまいました。また、スクラムでもプレッシャーを受けました。スクラムに関しては映像で確認し、修正すべきところは修正していきます」と浮かび上がった改善点について述べた。試合を重ねるごとに目指すラグビーの完成度が高まり、レニーHCも「昨シーズンよりも間違いなく良い形で成長できている」と自信をのぞかせる。

プレシーズンマッチ4戦目は29日(土)1年半かけて改修されたパロマ瑞穂ラグビー場でトヨタヴェルブリッツと対戦する。「RE・OPEN MIZUHO ラグビーフェスタ2025」として行われる伝統の一戦では、これまでの3試合を上回るパフォーマンスに期待していてほしい。

 

PR具 智元

「相手はスクラムを武器にしているチームです。静岡BRのやりたい組み方をさせないようにしようと北出(卓也)さんや(前田)翔と話し試合に臨んだのですが、ヒットをした後に崩れてしまったスクラムがあって。そこは課題です。まだプレシーズンなので、修正すべきところがわかったことを逆に収穫にしていきたい。個人としては、昨シーズンは開幕前に肋骨を骨折したり、シーズン中に肉離れをしたりと怪我が続きました。今シーズンは怪我なく試合に出続け、チームに貢献したいという思いが強いです。これまでのところ怪我なくすべての練習に参加し、コンディションは万全です。プレシーズンマッチ初戦のS東京ベイ戦に前半出場し、そして今日も40分出場しました。開幕までに個人としてもチームとしても、さらに良いスクラムを組めるようにしていきたいと思います」

 

LOブロディ・レタリック(キャプテン)

「個人的には今シーズン初めてのゲームとなりました。60分ほどプレーし、初戦としては悪くないパフォーマンスを発揮できたと思います。チームとしては、もともと神戸Sは正しいエリアでプレーすれば、しっかり得点に繋げられる能力があります。それをいかに長い時間続けられるのか。今日は正しいエリアで良いアタックができた時間もありますが、反則が相手より倍近く多かったという反省があります。それに加えて、静岡BRはスクラムを武器としているチームです。彼らに強みを出させてしまったところもありました。ただ、そんな中でも9トライを取って勝つことができことはチームにとってポジティブなことです。ボールを持って、相手にプレッシャーをかける時間を長くするためには、ミスや反則を減らしていかなくてはいけません。プレシーズンでさらにプレーの精度を上げていき開幕戦を迎えられるようにします」

 

SO伊藤 大祐

「プレシーズンマッチ初戦からスタンドオフで試合に出させてもらっています。S東京ベイ戦ではランからトライを取ることができましたが、PKからのキックで2本ノータッチとなってしまい、良いところと悪いところが顕著に出た一戦になりました。前回のSA広島戦は、周りとのコミュニケーションの大事さがよくわかった試合になり、今日はその時の反省を活かして外側の選手に要求したり、声を聞いたりして、アタックをうまくオーガナイズすることができました。また持ち味であるランでもラインブレイクできたところも良かったです。ただ、PKからのキックでは1本ミスしてしまって…。キックのスキルは向上させることができるように引き続き取り組んでいきます。プレシーズンマッチはスタンドオフでプレーしていますが、フルバックでも出場を狙っています。『10番』をすることは、フルバックでのプレーに活きてくると思うので、『10番』でも『15番』でも高いレベルでできるよう、開幕に向けてしっかり準備していきます」

 

〜NEXT GAME〜

プレシーズンマッチ2025-26

11月29日(土)13:00キックオフ

コベルコ神戸スティーラーズvs トヨタヴェルブリッツ

パロマ瑞穂ラグビー場

有料試合

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