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試合後のコメント

【試合レポート】 11月8日(土)プレシーズンマッチ マツダスカイアクティブズ広島戦

 取材日:2025年11月8日

【試合レポート】 11月8日(土)プレシーズンマッチ マツダスカイアクティブズ広島戦

プレシーズンマッチ2連勝も、課題や反省点が多く出た一戦に

敵地・Balcom BMWラグビースタジアムにて開催されたプレシーズンマッチ2戦目となるマツダスカイアクティブズ広島戦は、若手や今季初登場となる選手が出場し、リードを許す場面があるも24-19で辛勝した。

司令塔を務めたのは初戦で持ち前のアタック力を見せ2トライをマークした伊藤、SHは今シーズン初の出番となったベテランの徳田。先発のフロントローはPR髙尾、PRカイヴェラタ、そして今季新加入のHOディクソンと、3選手全員が今シーズン初出場。初戦と同じく練習でやってきたことをグラウンドで出し切ることを標榜し臨んだ一戦は、SO伊藤が蹴ったキックオフを勢いよく走り込んだWTB松永がタップしてマイボールにすると、そこから連続攻撃。SA広島に反則があり、敵陣22mライン付近でのマイボールラインアウトに。そこからPRカイヴェラタが力強く突進し、ボールを繋いで、WTB松永がステップでディフェンスを切り裂き前進。CTBリトルにパスが渡り、最後は再びWTB松永がボールを持ち、そのままトライラインへ。開始3分で先制トライを決めて、神戸Sが幸先の良い入りを見せた。昨年のプレシーズンマッチでの同カードでは51-0と神戸Sが完勝し、今年も同じような展開が期待されたが、メンバーに主力をそろえるSA広島を前に、神戸Sはミスを重ねて苦戦する。6分、自陣22mライン付近でのミスボールを拾い上げられて、そのままトライを献上。ゴールキックも決まり、7-7と振り出しに戻る。すぐさま神戸Sは敵陣22mライン付近でHOディクソンがボールに絡んで反則を得て、ゴール前ラインアウトのチャンス。モールからバックスに展開するも、パスが繋がらない。その後は神戸Sが立て続けに反則し、自陣に釘付けに。相手のミスにも助けられて、スコアボードはそのまま時間が経過。相手の攻撃をしのぎ切ると、自陣10mライン付近での反則から速攻を仕掛けて連続攻撃。少しずつ前進し、敵陣22m内に入るも、ノックフォワード。チャンスにミスが出て、攻撃の糸口を掴めずに、再び自陣でプレーする時間となる。苦しい展開が続くも、トライラインを死守した神戸Sは相手の反則から自陣脱出に成功。だが、互いにゴール前まで迫るもチャンスを活かし切れず、序盤に挙げた1トライで折り返すことになった。

大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ後半はシーソーゲームの様相に。一進一退の攻防が繰り広げられる中で最初にスコアしたのはSA広島。12分、神戸陣ゴール前での攻防で反則を繰り返すと、最後はフォワードにボールを押し込まれて失トライ。7-12と5点を追いかける神戸Sは、22分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、NO8フナキが左端にグラウンディング。同点となったのも束の間、SA広島のキックオフをレシーブし、攻撃に転じるも、相手に絡まれて反則を取られてしまう。トライラインを背負いながら相手の大型フォワードによる攻撃を食い止めるも、最後はバックスに展開されてスコアを許す。ゴールキックも決まり、12−19に。その2分後、神戸Sは相手のキックをWTB杉本が自陣10mライン付近でキャッチすると、FB井関に繋いで、連続攻撃を見せてゴール前まで迫る。最後はフォワードが突進を繰り返し、PR渡邉がボールをねじこみトライ。SO伊藤のゴールキックも決まり、19-19と再び同点とする。残り時間は神戸Sが逆転を目指して怒涛の攻撃を展開。相手のラインアウトのミスからボールを奪うと素早く攻撃に転じ、敵陣22mライン内へ。さらに、相手ボールのスクラムでは反則を獲得し、ゴール前ラインアウトのチャンス。モールを押し込んだ後、左へと展開するが、タッチに押し出されて、ここはスコアできなかったが、38分、ゴール前でのマイボールスクラムから右へと展開、ゴール前ラックからフォワードが何度も縦を突き、最後はバックスへ、SH上村からパスを受けたWTBブルアがトライラインを駆け抜け、逆転。地元ファンの前でSA広島も意地を見せ、力強い攻撃を見せるも、神戸Sが守り切り24-19でプレシーズンマッチ2連勝とした。

試合後、レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチは
「若い選手にゲームタイムを与えたのですが、まだまだ試合の理解度は成長段階であることがわかった一戦です。自分たちが選択したプレーで逆に相手からプレッシャーを受ける場面もありました。SA広島が攻守で素晴らしいパフォーマンスをしていたこともありますが、本来ならばトライを取り切らないといけない場面でボールを落とすなどミスが続きました。正しい判断をして、かつ丁寧にプレーし、トライラインまでボールを運ばないといけません。今日は若い選手にとって学びの多い試合になったと思います」と、良いレッスンになったと強調。セットプレーについては「ラインアウトは良かったと思いますが、スクラムについては正直、雑なところがありました」と反省を口にした。リードを許す場面があるも、勝ち切ることができたところは「ポジティブ」とレニーHC。

ミスが多く、セットプレーでも安定感を欠くなど、物足りない試合内容になった感は否めないが、若手がこの経験から学び成長していくことが重要だ。それがチームの底上げに繋がる。プレシーズンマッチ2戦目で大きな学びを得た神戸Sは、15日(土)コベルコ神戸スティーラーズラグビーグラウンドに静岡ブルーレヴズを迎え撃つ。

 

 

LO本橋 拓馬

「前半練習生にイエローカードが出ている間と後半40分出場し、ロックだけでなく、初めてフランカーでもプレーしました。フランカーに入った時は特にボールをもらうことを、ロックの時はいつも通りセットプレーの安定と持ち味であるボールキャリーすることを意識していて、初戦のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦ではロックでプレーしボールタッチの回数も多く、自分らしいプレーが随所で出せたのですが、今日はミスが続いてアタックする時間があまりなくて。個人的には、ボールをもらう場面が少なくアグレッシブなプレーを出すことができなかったところが残念です。チームとして今日はノックフォワードなど簡単なミスが多くて、ペースを握れなくて反省が多い試合になりました。また、外国人選手が多いフォワードに対して受けてしまうところもあって、もっとガツガツと前に出る必要があったように思います。リーグ開幕までにこれまでやってきたことをより精度高くできるようにし、ラグビーの完成度を上げていきたいです。個人としては、今シーズンはフランカーに挑戦していますが、ロックでもフランカーであっても、試合に出たらアタックで激しさを前面に出していけるようにしたいと思います。アグレッシブなプレーに期待していてください!」

 

SH徳田 健太(ゲームキャプテン)

「簡単な試合にはならないという話をしてこの一戦に臨んだのですが、チャンスでミスをしてトライを取り切れずに、自分たちで苦しい試合にしてしまいました。相手に大きなフォワードがいる中でもっとブルタリティー(容赦無く)を出して圧倒すべきだったのに、それができなったり、一人ひとりのプレーの判断も良くなかったり。スペースがあるんだったらそこに仕掛ける、スペースがないんだったらキックを蹴る、といったシンプルなことができずに、無理して攻めて反則を取られたり、外側が空いているのに真ん中で攻めてしまったり、そういう場面が散見しました。今日は、チームとしてこれまでの練習でやってきたことを出すことができなかったと反省があります。課題が多く出た試合になりましたが、勝ち切ったことは収穫です。これからトライを取り切る精度のところやプレーの判断など、しっかり上げていって開幕戦に臨みたいと思います。個人としては今シーズン初の試合で、前半40分出場しました。自分の役割は全うできたと思いますが、さらに良くすることはできるので、もっと有効的にボールを動かせるように取り組んでいきます。今日は関西からも多くの方にご来場いただき、ありがとうございました!プレシーズンマッチ3戦目も応援よろしくお願いします」

 

WTB松永 貫汰

「この試合が今シーズン初の出番になりました。個人的にはトライを取れて、ラインブレイクも何度かでき、アタックの面では初戦にしては良かったと手応えを感じています。ディフェンス面に関しては、1本コースの読み違えがあったのですが、それほど悪くなかったかなと。ただ、スペースが多くあった中で、ボールタッチの回数が少なくて。チャンスがあってもボールをもらえなかったらウイングとして仕事を果たすことができません。そこは今後の課題として取り組んで、開幕までにさらに攻守のパフォーマンスを高めていけるようにしていきます。チームとしては、これまで練習でやってきたことが全くできていなかったという反省があります。一人ひとりが自分の役割を遂行できなかったこと、チャンスのところで取り切ることができなかったことがこのような接戦にしてしまいました。あと、チャンスでもピンチでも動きが遅くて、全体的にリアクションが悪かった。SA広島はフィジカルの強いチームでしたが、相手に関係なく、やるべきことはやり切らないといけないですし、リアクション早く動くかないと。アタック、ディフェンスの面でも課題が多く出た試合になったので、しっかりレビューをして次に活かして、自分たちのラグビーをより高めていけるようにしていきたいと思います」

 

〜NEXT GAME〜

プレシーズンマッチ2025-26

11月15日(土)13:30 KICK OFF(40分×3)

コベルコ神戸スティーラーズvs静岡ブルーレヴズ

コベルコ神戸スティーラーズラグビーグラウンド

※無料公開

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