INTERVIEW

試合後のコメント

2022年11月07日 | 取材日:2022年11月5日

11月5日(土)プレシーズンマッチvs横浜キヤノンイーグルス 試合レポート

多くの課題が出たプレシーズンマッチ初戦。これを最低ラインに精度を上げていく。

 コベルコ神戸スティーラーズのプレシーズンマッチ初戦が、115日、合宿先の大分・豊後企画フィールドにて行われた。対するのは「ジャパンラグビーリーグワン2022-23」開幕戦の相手、横浜キヤノンイーグルスだ。キャプテンの橋本は「横浜Eはリーグワン開幕戦で対戦することもあり、自分たちの現時点での実力を確認するのに、うってつけの相手だと思います。沖縄・大分合宿でも強度の高い練習をし、神戸のラグビーを体現するのに必要なスキルなどを積み上げてきましたので、それをしっかり試合で出したい」と腕をぶした。

神戸Sの先発は、急遽、3番が山下(裕)から入団3年目PR高橋に変更。CTBラウマペ、FB松永、FLポトヒエッターといった新戦力がスターティングメンバーに名を連ねた。

晴れ渡った青空のもと、試合はSO日下のキックオフでスタート。いきなり相手WTBに突破を許すも、神戸陣22mライン付近で激しいタックルでミスを誘い、神戸ボールのスクラムに。ここでSH日和佐からパスを受けた日下がボールをタッチラインへ蹴り出したが、風に戻されて思うような距離が出ずに、相手ボールのラインアウトとなると、3分、BKへと展開され、最後はSO田村からWTBブルアへの飛ばしパスが通り、先制のトライを献上する。さらに、9分、神戸陣22mライン付近で日下からのキックパスをWTB山下(楽)がこぼしてしまうと相手に拾い上げられて、追加得点を許す。反撃に転じたい神戸Sだが、反則やミスが相次ぎ、またスクラムでも後手を踏み、自陣での戦いが続く。23分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込まれて、トライを奪われると、ゴールキックも決まり、0-17とリードを広げられてしまう。32分には、反則の繰り返しから橋本にシンビンが言い渡される。キャプテン不在の中で、ゴール前ラインアウトからトライを決められ、0-22。前半終了間際、自陣から積極的に攻撃を仕掛けるも、相手の防御を破ることができずに、そのまま折り返した。

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後半はメンバーが大幅に変更する。攻撃のタクトを振るのは、新戦力のSOワッカだ。横浜Eのキックオフで開始された後半、自陣22mライン付近のマイボールスクラムでコラプシングの反則を奪うと、勢いを得た神戸Sが反撃を開始する。6分、ゴール前で相手が反則を犯すと、前半23分に日和佐から代わったSH徳田がクイックタップし、井上につなぐと、そのままインゴールに飛び込みトライ。さらに5分後、ハーフライン付近のスクラムで得たフリーキックからNo.8トコキオが突進、ボールを継続し、ワッカがラインブレイクすると、最後はサポートしていた徳田がトライをマークする。ゴールキックも決まり、22-12に。一気に畳み掛けたい神戸Sだが、21分、自陣10mライン付近でパスをインターセプトされ、トライを許すと、流れは再び横浜Eに。30分、反則の繰り返しでLOカウリートゥイオティにシンビンの判定が下されると、33分、スクラムを押し込まれてトライを献上し、12-3437分、ワッカが相手のミスボールを拾い上げ、40m走り切りトライを奪うも、神戸Sの猛追もここまで。39分、不用意なミスからボールを奪われると、7本目のトライを許して、ノーサイド。19-39でプレシーズンマッチ初戦を白星で飾ることはできなかった。

ホルテンヘッドコーチは「横浜Eは、これまでに2試合のプレシーズンマッチを戦い、神戸Sとの対戦が3戦目です。しかも、ほぼ同じメンバーで試合をし、連携や精度が上がってきている。我々は初戦ということで、難しい試合になると予想はしていましたが、それを差し引いても良くない点が多過ぎました。スクラム、ブレイクダウン、キックオフなど。特にコンタクトエリアで前に出られなかったところが、大きな課題です。また、今日の試合ではミスや反則が多く出ました。これまでの練習でも、エラーが多く、それがそのまま試合にも現れてしまった。今日は、これから何をすべきか再確認できた試合になりました」と総括。

橋本キャプテンは「ディフェンスでの連携ミス、反則の多さ、セットプレーでも後手を踏んでしまいました。プレッシャーがかかる場面でも確実にプランを遂行できるようにしないといけません。それに、フィジカルもさらに上げていかないと。改善しないといけない点が数多くあると痛感しましたので、開幕戦でベストなラグビーができるように、成長していきます!」と力強く語った。初出場のラウマペも「初めて神戸Sのジャージを着て、試合に出られたことが嬉しかったです。今日は結果が伴わなかったですが、まだプレシーズンマッチ初戦です。横浜Eのように試合を重ねていけば、コンビネーションが上がってくる。ここから1つずつレベルアップしていけばいい」と前向きだ。ホルテンヘッドコーチから「良いパフォーマンスを見せていた」と高評価を受けていたSOワッカは「前半は向かい風だったので、厳しい展開になりましたが、私が出場した後半は、追い風だったので、キックをうまく使ってテリトリーを獲得し、相手にプレッシャーをかけて敵陣で戦うことを意識していました。自分自身のパフォーマンスは決して悪くはなかったのですが、やはり勝てなかったことが悔しい。後半37分のトライは、FWの選手が相手にしっかりプレッシャーをかけてミスを誘ってくれたからボールがこぼれて、それを私が拾い上げただけ。FWの選手の頑張りから生まれたトライです。今日の試合は規律が守れなかったり、簡単なエラーが出たり、練習でもよく起きていたことが試合にそのまま現れてしまったので、そこをしっかり改善し、次のプレシーズンマッチでは、チームとして良いラグビーができるようにしたい」とまとめた。

プレシーズンマッチ2戦目は、1119日(土)、灘浜グラウンドにて、今シーズンDIVISION1に昇格した花園近鉄ライナーズを迎え撃つ。横浜Eで見せたパフォーマンスを最低ラインにして、次の戦いでは、見るものを魅了するアグレシッブかつクリエイティビティあふれる「神戸のラグビー」を披露する。


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