INTERVIEW

試合後のコメント

2022年01月14日 | 取材日:2022年1月8日

1月8日(土)「NTTジャパンラグビーリーグワン2022」第1節vsシャイニングアークス東京ベイ浦安 試合レポート

歴史を刻むリーグワン開幕戦、コベルコ神戸スティーラーズ惜しくも1点差で敗戦

 18日(土)「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」が幕を開けた。オープニングマッチでコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)は、シャイニングアークス東京ベイ浦安(以下、SA浦安)と対戦。日本ラグビーに歴史を刻む一戦に、会場となった神戸総合運動公園ユニバー記念競技場には、6000人のラグビーファンが集まり、当日配布された開幕戦記念Tシャツで赤に染まった。

 チームが掲げる目標は、トップリーグ時代と同様にリーグワンでも初代チャンピオンになることだ。大事な初戦を前に、ゲームキャプテンを務めたバイスキャプテンの橋本(皓)選手は「これまでやってきたことを信じて、グラウンドですべてを出し切ろう」と、仲間に声をかけた。気合いがみなぎる神戸Sは、開始3分、相手キックをハーフライン付近で山中選手がキャッチすると、そこからパスを繋いで、FWBK一体となった攻撃を見せ、最後はクルーデン選手からラストパスをもらったバックマン選手がリーグワン初トライをマークする。上々の滑り出しを見せるが、12分、相手のキーマンの1人、オーストラリア代表73キャップを誇るフォラウ選手にトライを奪われてしまうと、さらに16分には、自陣22m付近でSA浦安ボールのラインアウトから相手が抜け出したところで、モエアキオラ選手のプレーに、シンビンの判定が下され、ペナルティートライを与えて逆転を許してしまう。「1人少ない状況になりましたが、シンビンが出た場合を想定した話もしていたので、焦りはありませんでした」と、橋本(皓)選手は振り返る。ハンドリングエラーやペナルティがあり、18分、相手にゴール前まで迫られる場面があるも、日和佐選手がタックルに入ると、橋本(皓)選手がすかさず絡み、相手のペナルティを誘う好プレーを見せる。バイスキャプテンの気迫のこもったプレーに勢いを取り戻した神戸Sは、14人がそれぞれやるべきことを遂行し、テンポの良い攻撃で、相手ゴール前へと迫る。この場面はトライを決めきることができずに終わるが、10分間の数的不利な状況を乗り切り、25分、モエアキオラ選手がピッチに戻ってくる。さあ、ここから反撃だ。自陣からパスをつないで、相手陣へ。ゴール前30m中央付近でペナルティを得るが、PGを狙わずに、クルーデン選手はタッチに蹴り出す。再びゴール前ラインアウトのチャンスが訪れるも、SA浦安の攻守に阻まれて得点することができない。なんとか追いついて、前半を終えたい神戸Sは、終了間際、ペナルティを得て、相手陣に入ると10mライン付近のマイボールラインアウトから展開し、最後はモエアキオラ選手からパスを受けたマックカラン選手が30m走り切りトライを決める。クルーデン選手のゴールキックは失敗に終わるも、1214とし、2点ビハインドで折り返した。

 後半は、相手のキックオフでスタートする。神戸Sはキックオフのボールをキャッチし、自陣から展開。その後、山中選手が敵陣深く蹴り込むと、SA浦安にキックを使った攻撃を仕掛けられ、あわやトライかというシーンも。いきなりピンチを迎えたが、3分、神戸陣5mライン付近でのマイボールスクラムで、こぼれ落ちたボールを橋本(皓)選手が拾い上げると攻撃へと転じ、一気に相手陣へと攻め入る。フェイズを重ねて、ゴール前まで前進するも、ラストパスがつながらずに、トライを奪えない。10分、22m付近左中間でペナルティを得た神戸SPGを選択し、クルーデン選手がきっちり決めて、1514で逆転に成功する。互いに決め手に欠き、拮抗した展開が続く中、28分、神戸SPGで追加得点し、1814とリードを広げる。しかし、その3分後、22mライン付近での相手ボールスクラムでペナルティを取られると、SA浦安はショットを選択。1817と再び1点差に詰められる。直後のキックオフはダイレクトタッチとなり、SA浦安のセンタースクラムに。懸命なディフェンスで、神戸Sは相手の前進を許さない。しかし、神戸陣10mライン付近でイシレリ選手がノックオンをすると、相手スクラムから展開され、ゴール前まで迫られてしまう。なんとかゴールラインを死守したい神戸Sだったが、フォラウ選手に逆転のトライを奪われる。ゴールキックも決まり、1824に。残り時間は、後わずか。キックオフのボールをマイボールにすると、SA浦安にペナルティが出て、神戸Sはゴール前ラインアウトという絶好のトライチャンスを掴む。しかし、相手の必死のディフェンスからターンオーバーを許してしまう。万事休す。誰もがそう思った瞬間、SA浦安にハンドリングエラーが出て、ゴール前左中間でのマイボールスクラムに。押し込まれるも、なんとかボールをキープし、連続攻撃を繰り出す。SA浦安はたまらずペナルティを犯すと、神戸Sは早いリスタートからラックを形成し、最後は日和佐選手から交代したSH中嶋選手がインゴールへと飛び込み、23--24とする。ゴールキックが決まれば逆転という展開となったが、惜しくも失敗に終わり、ノーサイド。神戸Sは、意地のトライで勝ち点1をもぎ取ったが、残念ながらリーグワン開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

 橋本(皓)選手は「初戦は思い通りにいかないことが多いので、コミュニケーションを取りながら試合中に修正していこうと話していました。開始早々トライを取ることができるなど、入りは良かったのですが、その後、攻守でミスが出てしまって...。試合中に修正していくことができれば良かったのですが、それができずに試合を終えてしまったという感じです」と振り返った。

ディロンヘッドコーチも「チャンスはありましたが大事な場面でミスが出て、好機を生かせずに勝ち切ることができませんでした」とコメント。橋本(皓)選手は、「今日の敗因は自分たちにあったと思います。連携ミス、ポジションニングミス、タックルミスなど、数多くありました。今日出た課題をきっちり修正して、次節は精度高く自分たちのラグビーをやり切りたい」と前を向いた。スクラム、ラインアウトでも安定感を欠くなど、多くの課題が出た一戦となったが、リーグ戦ははじまったばかり。今日のラグビーを最低のラインにして、次節では磨きをかけたアタッキングラグビーを見せてくれるはずだ。

〜次回のコベルコ神戸スティーラーズ・ホストゲーム〜
第3節 1/22(土)14:30 KICK OFF
コベルコ神戸スティーラーズ

vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
@ノエビアスタジアム神戸

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https://kobesteelers.tstar.jp

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