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試合後のコメント

トップリーグカップ総合順位決定トーナメント2回戦vs 東芝ブレイブルーパス戦のコメント

 取材日:2019年1月20日

トップリーグカップ総合順位決定トーナメント2回戦vs 東芝ブレイブルーパス戦のコメント

カップ総合順位決定トーナメント1回戦でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに勝利したコベルコスティーラーズは、5位決定戦となる2回戦でプールD組2位の東芝ブレイブルーパスと対戦した。

パーカー選手のキックオフではじまった試合は、7分、ハーフウェイライン付近でエリス選手が放ったパスをインターセプトされ、先制のトライを献上し、追いかける展開に。「ジャージを着ているメンバーはトップリーグの時と変わっているかもしれないが、やっているラグビーは変わらない。これまで通り神戸のラグビーをやって、今シーズンを終えたい」と、試合前にディロンヘッドコーチは話していたが、この日は、ミスや反則が多く、なかなかリズムに乗ることができない。それでも、20分に、ゴール前ラインアウトからモールを押し込んで有田選手がトライをマークすると、30分にも、今シーズン初出場の正面選手のインターセプトからパスをつないでエリス選手がトライを決め、14-7と逆転に成功する。その後、35分に、東芝にトライを奪われるも、39分に正面選手がトライを決め、21-12で前半終了。

後半になっても前半同様にミスや反則が出てしまう。4分、トライラインを死守しようとした中島選手のタックルが危険なプレーとみなされ、東芝に認定トライを与えてしまう。また、中島選手はシンビンとなり、14人で戦うことを余儀なくされる。12分にはゴール前ラインアウトからモールを押し込まれて、逆転のトライを献上。ゴールも決まり、21-26とされる。再び追いかける展開に、前川キャプテンが奮闘。東芝陣22mライン付近で反則を誘う好プレーを見せる。19分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込んで、安井選手がグラウンディング。日本でいまだプレースキックを外したことがないパーカー選手がきっちりキックを決めて、28-26として再逆転。このまま逃げ切りたいところだったが、終盤、コベルコスティーラーズは立て続けに反則を犯してしまい、トライラインを背負う苦しい防御を強いられる。東芝の執拗な攻撃を粘りのタックルで止め続けるが、37分、ゴール前スクラムから展開され、トライを許してしまう。ゴールキックも決まり、28-33。残り僅かな時間では再逆転はできずに、そのままノーサイド。コベルコスティーラーズは6位でカップ戦を終えた。

試合後、ディロンヘッドコーチは「トップリーグ優勝という結果を残し、素晴らしい1年を過ごすことができましたが、シーズンのラストゲームを勝利で飾ることができずに残念に思います。今日は自分たちのミスや反則で苦しい展開にしてしまいました」と、コメント。前川キャプテンは「自分たちのやってきたラグビーを出せたところもありましたが、全体的に精度が低かったです。特にディフェンスは、1回戦vs NTTコム戦と同様にあまり良くなくて、5トライを許してしまいました。シーズン最後の試合を勝利できなかったという悔しさを、来シーズン、晴らすことができるようにしたいと思います」と、次なるシーズンに目を向けた。

この試合をもって、2018-2019シーズンの公式戦の全日程を終了。コベルコスティーラーズは、カップ戦は6位という成績で終えたが、トップリーグでは15年ぶりに優勝し、新たな歴史を刻むことができた。

今シーズンも熱いご声援をお送りいただき、ありがとうございました。

清水佑選手、正面健司選手、佐野瑛亮選手、井関信介選手、日下太平選手のコメントです。

LO

清水佑 選手

「今シーズン初めて出場する公式戦ということもあり、神戸のプレーをすることに集中していました。個人的には、フォワードとしてやるべき仕事はできたと思います。ただ、シーズン最後の試合だったので、なんとしてでも勝ちたかったのですが、それができずに残念です。応援していただいたファンの皆様、ありがとうございました」

SO

正面健司 選手

「今シーズン初出場となりましたが、いつでも出られるよう常に良い準備をしていていたので、スムーズにゲームに入ることができました。今日はWTBに入ったこともあり、とにかくたくさんトライを取ろうと思っていたんです。10トライくらい(笑)狙っていましたので、前半から積極的にボールをもらいにいきました。ただ、ハンドリングエラーなどがあり、なかなかトライに結びつかなくて…。結果的に、前半終了間際にマークした1トライだけに終わりましたが、トライを決めることができて良かったです。また、パス、ランといった自分の持ち味も出すことができ、久しぶりの公式戦を楽しむことができました。今日の試合は敗れてしまいましたが、今シーズン、チームは大きく変わりました。全選手が仲間のため、チームのために行動するようになり、それがトップリーグ優勝につながったのだと思います。今シーズンもあたたかいご声援をお送りいただき、ありがとうございました」

HO

佐野瑛亮 選手

「公式戦デビューということで、先輩や同期が声をかけてくれて、緊張がほぐれた状態で試合に臨むことができました。今日はフッカーではなく、フランカーとして出場だったので、常に体を張り続けようと思っていました。特に対戦相手の東芝は、フィジカルが強いチームです。ディフェンスとブレイクダウンでは負けないようにしようと意識していました。試合をしてみて、相手に対して、フィジカルで大きく劣るとは感じませんでしたが、タックルに入った際に上半身でゲインを切られたり、キャリーをした時にボールに絡まれてしまったり、こまかなところで課題が出ました。試合に敗れたことは悔しいですが、個人的には非常に良い経験をすることができました。今後は、フッカーとして試合に出られるように、特にセットプレーのスキルを磨いていきたいです」

FB

井関信介 選手

「トップリーグ第6節vs豊田自動織機戦で怪我をし、この試合が復帰戦となりました。今シーズンのラストゲームに出場できたことは嬉しく思いますが、復帰したのが2週間前で、試合勘やゲームフィットネスが戻っておらず、パフォーマンスがあまり良くなかったことが悔やまれます。ノックオンをするなど、こまかいところでミスをしてしまいました。今日の試合は『もっとできた』という思いが強いのですが、今シーズン、公式戦4試合に出場させていただき、自分らしさを出せる場面も多々ありました。来シーズンは、今シーズン、WTBでしか出場していないので、FBに入った時のパスやキックのスキルを上げていけるようにしたいと思います」

CTB

日下太平 選手

「相手の(リチャード・)カフィ選手とトイ面になった時、テレビで見ていた選手が前にいて、これがトップリーグかと、ワクワクしました。初めて出場する公式戦でしたが、緊張することなく、30分間、楽しむことができました。試合では、アタックはあまり見せ場を作れませんでしたが、ディフェンスでチームに貢献できたと思います。今シーズンは1試合だけの出場となりましたが、この経験を来シーズンにいかし、さらに活躍できるよう頑張ります!」

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