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試合後のコメント

ジャパンラグビートップリーグカップ2018-2019プール戦 vs クボタスピアーズ戦のコメント

 取材日:2018年11月17日

ジャパンラグビートップリーグカップ2018-2019プール戦 vs クボタスピアーズ戦のコメント

プール戦の2戦目は、ホワイトカンファレンス3位のクボタスピアーズとの対戦となった。試合前に行われた田中大治郎選手とクボタの立川直道選手のミニトークショーで、立川選手は「クボタは守り勝つスタイルを確立しているので、守り切ってロースコアに持ち込みたい」と話し、田中選手は「自慢のアタック力でクボタのディフェンス網を破りたい」とコメント。また、両選手ともに「接戦になる」と予想した。試合は、その言葉通り最後の最後まで勝負の行方がわからない拮抗した展開になる。良い試合の入りをしたのはコベルコスティーラーズ。開始1分、ハーフライン付近のマイボールラインアウトから展開し、ハッティング選手がエリス選手からオフロードパスを受けると、約40m走り切り、左隅へトライ。SOに入った清水(晶)選手が難しい角度のゴールキックを沈め、7-0とする。さらに、6分にもナエアタ選手がトライをマークし、12-0とリードを広げる。その後、攻め込まれる場面が続き、必死のディフェンスでゴールラインを死守するが、26分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込まれてトライを献上。しかし、取られたら取り返すコベルコスティーラーズは、29分、相手のキックからカウンターアタックを仕掛け、トライを奪う。ゴールキックも決まり、19-5に。残り10分は両チームともに攻め込むものの決め手を欠き、そのまま前半終了。

風下に立った後半は、クボタにキックでテリトリーを奪われ、自陣で戦う苦しい展開に。7分、11分と立て続けにトライを決められ、19-17と差を詰められてしまう。25分に、PGで得点し、22-17とするが、ミスや反則が出て、なかなか流れを引き寄せることができない。また前半は安定していたスクラムも苦戦を強いられる。そして、31分、神戸陣ゴール前でのマイボールスクラムから出たボールをエリス選手が蹴り上げると相手WTBがセービングし、そこから裏へとキックを蹴られ、SOがインゴールで押え込む。さらにゴールキックも決まり、22-24と逆転を許してしまう。ラスト10分、コベルコスティーラーズは懸命の戦いを見せ、43分、クボタ陣22mライン付近で反則を得て、PGのチャンスを掴むが、清水(晶)選手のキックはわずかに外れてノーサイド。22-24でクボタに敗れ、コベルコスティーラーズは今シーズン初黒星を喫した。

試合後の記者会見で、ディロンヘッドコーチは「ハンドリングエラー、判断ミスといったミスが多く、また大事なところで規律を守ることができなかったことがこのような結果につながりました。求めていた結果ではありませんが、今日の敗戦から学べることは多い。それをチームの成長につなげていきたい」と話した。キャプテンのエリス選手は「試合の入りは、前節で圧勝した勢いのまま、立て続けにトライを取り、良いスタートを切れたのですが、その後、ミスが続き、流れを失ってしまいました。この結果を受け入れるのは難しいですが、しっかり受け止めて、成長につなげていきたい」と、ディロンヘッドコーチと同様に前を向いた。

プール戦最後の試合は、11月25日(日)、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて宗像サニックスブルースを迎えて行われる。

長崎健太郎選手、グラント・ハッティング選手、チャーリー・ローレンス選手のコメントです。

HO

長崎健太郎 選手

「2年10ヶ月ぶりの先発出場となりました。フッカーとしてセットプレーの安定を第一に考えてプレーし、前半に関してはスクラムで相手にプレッシャーをかけることができました。ラインアウトはサインミスがあり、100パーセントではなかったので、そこは反省点です。試合内容については、今日はミスが多過ぎて、自滅してしまったように思います。僕たちとしては、相手のペースに合わせずに速いテンポでボールを展開したかったのですが、結局、相手のペースに合わせてしまって、ボールを動かすことができなかった。僕自身もアタックでボールに絡む機会がほとんどありませんでした。久しぶりの先発だったので、なんとしても勝利したかったのですが、残念な結果に終わり悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、今日の試合から学んだことは多いので、それを自分やチームの成長につなげていきたいと思います」

LO

グラント・ハッティング 選手

「第3節vsサントリー戦で肋骨を負傷し、今日が復帰戦となりました。試合を楽しみにしていたのですが、勝利をものにできず、残念に思います。内容については、前半10分までは自分たちの思い描いた通りに進めることができたのですが、徐々にミスが増えてしまって。特に後半はミスで攻撃を継続することができず、自分たちのラグビーをまったく遂行することができませんでした。逆にクボタはキックをうまく使って、自分たちが求めているエリアでプレーしていました。今日は多くの課題が出ましたので、次節までに修正し、サニックス戦では良い試合をしたいと思います」

CTB

チャーリー・ローレンス 選手

「公式戦初出場だったので、少し緊張していたのですが、試合に入ったら、いつも通りのプレーができました。特にディフェンスでは、何度かいいタックルでき、個人としては、まずまずの手応えを感じることができたのですが、勝利できずに残念に思います。今日は、相手のディフェンスが良かったこともありますが、チーム全体としてミスが多かった。それが敗因の1つにあげられると思います。また試合に出るチャンスをもらえたら、今度は勝利に貢献できるパフォーマンスを発揮できるよう頑張ります」

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