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試合後のコメント

ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第5節 vs 豊田自動織機シャトルズ戦のコメント

 取材日:2016年10月1日

ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第5節 vs 豊田自動織機シャトルズ戦のコメント

1週間の休みを挟んで再開されたジャパンラグビートップリーグ、コベルコスティーラーズは、万博記念競技場にて、これまでのところ白星なしの豊田自動織機シャトルズと対戦。「相手に敬意を払いながら、スピーディかつ正確なアタックと激しさを前面に出したディフェンスを80分間やり切ろう」と臨んだ一戦は、立ち上がり、ミスが出たり、ペナルティがあったり、豊田自動織機のペースとなる。しかし6分、相手PGが失敗に終わると、流れは一気にコベルコスティーラーズへ。7分、神戸陣22mライン付近でターンオーバーすると、FBレイがドリブルし、インゴールに転がったボールを自ら抑えて先制。その3分後には、リスタートのキックオフから果敢に攻め、FW・BK一体となってボールをつなぎ、最後はSOイーリがキックを蹴り上げキャッチしトライ。さらに13分に、LO張が、24分には、トライゲッターのWTB山下(楽)がトライをマークし、さらにリードを広げる。その後も相手に付け入る隙を与えず、24-0で前半終了。

後半に入ってからもコベルコスティーラーズがアグレッシブかつポジティブなアタックを展開していく。12分、途中出場のSHエリスのキックを張がキャッチすると、エリス、イーリ、山中、レイと流れるように繋いで、そのままレイがインゴールへ。24分には、ハーフライン付近からのイーリの絶妙なキックパスを山下(楽)が22mライン付近で受けると、そのままゴールラインまで一直線。この日、自身2トライ目のトライを決める。32分に、神戸陣22mライン付近のスクラムからボールを繋がれトライを献上するものの、豊田自動織機の反撃もここまで。35分には、この日、誕生日のNo.8谷口がバースディトライを上げ、コベルコスティーラーズが41-5で勝利を飾った。

試合後、マッケイヘッドコーチは「ベストパフォーマンスとはいえないものの、勝つことができハッピーです」とコメント。主将の橋本も「前節のトヨタ自動車戦と比べると、全体的にプレーの精度が低かった。ただ勝つことが一番なので、それを達成できたことは良かったです」と話した。特に前半の入りについて橋本は「身体を当てるところで後手を踏んでしまい、リズムを引き寄せられなかった」と反省の弁。マッケイヘッドコーチは「スローなスタートになってしまい、キックミスやペナルティにより、自陣でプレーせざるを得なくなったが、そこでスコアさせなかった。それがその後の攻撃につながり、多くのチャンスを作りました。今後は、チャンスをより高い確立でトライに結びつけるようにしていきたい」と総括した。

次節は、10月8日(土)、東大阪市花園ラグビー場にてリコーブラックラムズと対戦する。

張 碩煥選手、谷口到選手、トニシオ・バイフ選手、コディ・レイ選手のコメントです。

LO

張 碩煥選手

(マンオブザマッチ受賞)

「マンオブザマッチを受賞するとは思っていなかったので、名前を呼ばれてとても驚きました。記念のフィギュアは、記念として部屋に飾りたいと思います!自分自身のプレーについては、ラックでファイトすることを意識していました。そこはまずまずできたと思うのですが、ディフェンスの際にミスが多かったことが反省点です。アタックでもディフェンスでもしっかり身体を張って、チームに貢献できるよう頑張ります」

No.8

谷口到選手

「予想外に暑くて、ノックオンが出るなど、ミスが多く、80分間通して自分たちのラグビーができた訳ではありませんが、要所要所でFWが激しく前に出て、BKへいいボールを供給でき、トライを重ねることができました。個人的には、前半、まったく自分のプレーができなかったという反省点があります。後半は、ボールキャリーができるようにポジショニングを少し変えて臨みました。アンディー(アンドリュー・エリス)の素晴らしいパスとポジショニングが最後のトライに繋がりました。バースディトライはうれしいですね。これからもNo.8であっても、LOに入っても、チームを勢いづかせるプレーを第一にやっていきたいと思います」

CTB

トニシオ・バイフ選手

「初先発出場となった前節のトヨタ自動車戦では、ノックオンをするなど、ミスが多く、あまりいいパフォーマンスを発揮できなかったのですが、今日はゲインラインを何度か切ることができました。このようなプレーをいつでもできるようにならないと。試合によって波があるので、常に一定のレベルでプレーできるようにしていきたいと思います」

FB

コディ・レイ選手

「トップリーグで初のトライをマークすることができ、うれしいですね。プレースキックについては、ここ数日、いいリズムで蹴ることができておらず、今日は7本中3本の成功と、納得のいく数字ではありません。ただそれ以外では、全体的にいいプレーができたと思います。これからもチームの勝利に貢献できるよう、ベストを尽くします」

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