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-Long interview-

2022/08/24 | 取材日:2022年07月26日

2022年度新加入選手インタビュー Part.6 ヴィリー・ポトヒエッター選手

福本チームディレクターが将来、カテゴリーAとして活躍してほしいと期待を寄せる南アフリカ出身の若きバックロー。キックオフミーティングでは日本語で挨拶をし、皆を驚かせたとか。無限の可能性を秘めた愛称「ヴィリー」こと、ポトヒエッター選手のインタビューをお届けします。

「長きにわたりスティーラーズで活躍して、 日本代表の一員になれるよう頑張ります!」

ヴィリー・ポトヒエッター
WILLIE POTGIETER

PROFILE

■2002年1月5日生まれ(20歳)、南アフリカ共和国・プレトリア出身

■アフィース高校→ブルズU20→ブルーブルズ(カリーカップ)

■ポジション/FL

■身長・体重/190cm・105kg

RWC2015が日本でプレーしたいと思うきっかけに
—日本に来たのは初めてですか?
「初めてです。日本は安全で綺麗な国ですね。それに、人が親切で優しくて、とても快適に過ごせています」
—まず日本でプレーをしようと思ったきっかけを教えてください。
「『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会』で日本代表が南アフリカ代表に勝利しました。ラストワンプレーでカーン・ヘスケス選手が逆転トライをしたシーンは衝撃的でした。母国のチームが負けたことにショックを受けましたが、悔しいという気持ち以上に、日本のプレーに圧倒されるほど感動し、全身に鳥肌が立ったことをよく覚えています。当時、僕はまだ13歳だったのですが、それが日本でプレーしたいと思うスターティングポイントになりました。そして、ブルーブルズでプレーしている時に、エージェントから日本でプレーする選択もあるけど、どうかと聞かれて、迷わずに来日を決めました」
—日本のラグビーの印象は?
「スピーディに動き回って、南半球のチームと比べると、ボールインプレーの時間が長いという印象です。そういうラグビーをするのは初めてなので、これからプレーするのが楽しみですね」
—ところで、ポトヒエッター選手は何歳からラグビーをはじめたのでしょうか。
「何歳か覚えていないですね。物心がついた時には、ラグビーをしていました。父も、プロではないですが、ラグビーをしていて、3歳上の兄もブルーブルズでプレーしていました。兄はもうすでに現役を引退し、今は両親が経営する農場で仕事をしています」
—これまでのラグビー人生を振り返った時に、転機になったのはいつですか?
「アフィース高校でプレーしていた時に地域代表に選ばれたんです。そこで、ブルズU20のチームから声をかけてもらったのが、本格的なラグビーキャリアのスタートになりました。ブルズU20に入っていなければ、今の僕はありません」
日本語も勉強中です!
—7月19日から『ジャパンラグビー リーグワン2022−23』に向けてチームは始動しました。スティーラーズの雰囲気やラグビーはどうですか?
「一番驚いたのが環境の素晴らしさでした。特にクラブハウスの充実度に驚いて!ブルーブルズのクラブハウスも設備が整っているのですが、スティーラーズはさらにその上をいきます。それに、チームメイトも優しくて、今はまだ言葉の壁もあり、JD(シカリング)やエパ(ジェラード・カウリートゥイオティ)、イシ(中島イシレリ)、マイキー(マイケル・リトル)といった外国人選手といることが多いですが、日本人選手ともコミュニケーションを積極的に取るようにして、徐々に馴染んできています。ラグビーについては、まだ戦術的なことはそれほどやっていないのですが、ミーティングで説明を受けて、面白そうなラグビーだなと思いました。早くプレーしたいですね」
—キックオフミーティングでは日本語で挨拶したそうですね。
「今朝もチームメイトから日本語を教えてもらいましたよ。日本語も少しずつ勉強していこうと思います」
—南アフリカ出身のアンドリース・ベッカーコーチの指導はどうですか?
 
「Very nice!知識が豊富ですし、いろいろなことを丁寧に教えてくれます。今朝もラインアウトの指導を受けていました。ベッカーコーチの現役時代は、小さかったので、はっきりと覚えていないのですが、ストーマーズで活躍し、南アフリカ代表にも選ばれて、すごい選手だったと記憶しています。ベッカーコーチからの指導を受けて成長していきたいです」
—現時点で持ち味はどこだと思いますか?
「タックルやラックからボールを奪うプレー、ボールキャリーも得意です。フィジカルの強さをいかしたプレーには自信があります」
—スティーラーズで活躍するために、さらに伸ばそうと思っているところは?
「スティーラーズのラグビーには、ボールをつなぐ技術が必要です。オフロードパスができるようにしていかないといけません。あと、ラインアウトはコーチ陣から課題だと言われていますので、技術を磨いていきたいと思います」
横浜キヤノンイーグルスと対戦したい!
—ポトヒエッター選手は20歳とまだまだ若いです。今後、どういう選手になっていきたいと思っているのでしょうか。
「日本でもプレーしていた元南アフリカ代表のマルセル・クッツエー選手やドウェイン・フェルミューレン選手が理想です。両選手ともにリーダシップがあって、チームのために“戦士”のように体を張る。ハードワーカーで、チームメイトから信頼される選手になっていきたいです」
—リーグワンには南アフリカ出身の選手も多いです。どのチームと対戦したいですか?
「横浜キヤノンイーグルスですね。今シーズン、ファフ・デクラーク選手が加入し、話題になっていますから。ほかにも、イーグルスには、ジェシー・クリエル選手やSP・マレー選手など、南アフリカ出身の選手も多い。ぜひ対戦してみたいですね」
—今シーズンの目標は?
「若くて経験が浅いと思われているかもしれないので、まずはコーチ陣やチームメイトに自分の実力を認めてもらえるようにしたいです。そして、リーグワンでプレーしたい。毎試合メンバーに選ばれることを目標に頑張ります」
—長期的な目標を教えてください。
「日本で5年間プレーして、まずはカテゴリーAになる。スティーラーズになくてはならない選手になって、リーダーとして活躍したい。そうすれば日本代表も見えてくると思います。2015年のラグビーワールドカップで感動を与えてくれた日本代表の一員になれるよう努力します!」
—では最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
「『ヴィリー』と呼んでください。1日も早く試合でプレーしている姿を見せられるようにしたいですし、ファンの皆様にお目に描かれる日を心待ちにしています。スティーラーズの一員として、チームのため、仲間のため、ファンの皆様のために全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします」
 

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