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-Long interview-

2022/08/23 | 取材日:2022年07月26日

2022年度新加入選手インタビュー Part.5 マイケル・リトル選手

サンウルブズでの活躍が印象深いマイケル・リトル選手。古巣・三菱重工相模原ダイナボアーズでは、昨シーズン、ディビジョン1昇格に貢献し、『NTTリーグワンアワード2022』において、選手間で投票し受賞対象者を選ぶ「プレイヤー・チョイス・プライズ」の中からベストタックラーに贈られる「ゴールデンショルダー」に輝きました。注目のリトル選手が、スティーラーズに移籍を決めたその理由とは?話を聞きました。

「30歳を前に新たなチャレンジ!スティーラーズで優勝を目指す」

マイケル・リトル
MICHAEL  LITTLE

PROFILE

■1993年3月14日生まれ(29歳)、ニュージーランド・出身

■ウエストレイクボーイズ高校→ノースハーバー(マイター10)→ブルーズ(スーパーラグビー)→サンウルブズ→三菱重工相模原ダイナボアーズ

■ポジション/CTB

■身長・体重/180cm・95kg

チャンピオンを目指してスティーラーズへ
—ようこそスティーラーズへ。神戸はどうですか?
「美しい街で、いつか六甲山にも登ってみたいと思っています。神戸に来る前は、初めての街で、新しいチームということで、とてもナーバスになっていましたが、チームメイトやスタッフがあたたかく迎えてくれて、まだ練習がスタートして1週間ですが、すでにスティーラーズファミリーの一員になったという実感があります。今は、新しいチャレンジにワクワクしていますね」
—スティーラーズには、サンウルブズで一緒にプレーしていた選手も多いですね。
「ティム(ラファエレ ティモシー)、ヤンブー(山下裕史)といった選手たちと一緒にプレーしました。あと、昨シーズンをもって退団したコージー(ヘイデン・パーカー)も。コージーとは、サンウルブズでプレーした後、僕はダイナボアーズに来るように、コージーは『スティーラーズにおいでよ』と言ってきて、お互いに誘い合っていました。今シーズン、また一緒にプレーできると楽しみにしていたのですが、入れ違いでコージーは退団して、とても残念ですね。ヤンブーは、サンウルブズにいた時と雰囲気が違って、怖いですね(笑)。サンウルブズでは僕はキャプテンだったのですが、今は新人なので、ヤンブー先輩の言うことを聞くことにします(笑)」
—さて、昨シーズン、入れ替え戦で勝利し、三菱重工相模原ダイナボアーズはディビジョン1に昇格しました。その立役者でもあるリトル選手が移籍を決めたのはどうしてでしょうか。
「5シーズン、ダイナボアーズでプレーし、環境に慣れてしまったところがありました。チームメイトも好きですし、居心地も良くて悩んだのですが、30歳を前にチャレンジしたいという気持ちが強くなってきたんです。もう1つの理由は、日本をもっと知りたいと思ったこと。父が三洋電機(現・埼玉ワイルドナイツ)でプレーしていた関係で、子どもの頃に、群馬に住んでいたことがあります。ダイナボアーズに在籍中はずっと東京にいましたし、関東方面以外の場所に住んでみて、いろいろな経験がしてみたいと思いました。そして、最大の理由は、日本一になりたいという思い。スティーラーズは、コーチ陣が素晴らしく、選手も皆、レベルが高くて、チャンピオンを目指せるチームです。スティーラーズからダイナボアーズに加わったニック(イーリ ニコラス)や安江(祥光)、中濱(寛造)らに話を聞きましたし、移籍を決めた後、彼らも喜んでくれました」
—『ジャパンラグビー トップリーグ2021』プレーオフトーナメント2回戦でダイナボアーズはスティーラーズと対戦しました。試合は、50−17でスティーラーズが勝利しましたが、リトル選手は1トライをマークしましたね。
「僕がいた5シーズンで、公式戦での対戦は、あの試合だけです。やはり強いなという印象で、1番から23番までタレントがずらり顔を揃えています。強力なアタッキングラグビーに圧倒されました」
攻守でチームに貢献する
—今シーズンはスティーラーズの一員としてアタッキングラグビーを体現することになります。どういうところでチームに貢献しようと思っていますか?
「5シーズン日本でプレーしていますので、周りの選手と日本語でコミュニケーションが取れます。グラウンドの中で日本人選手と外国人選手の間に立って攻守でチームに貢献したいと思いますね」
—『ジャパンラグビー トップリーグ2021』ではベスト・フィフティーンに選ばれました。ファンの皆様はスティーラーズでもベスト・フィフティーンに選出されるような活躍を期待されていると思います。
「個人賞よりも、チームとしてリーグワンのタイトルを取りたいですね。それが、大きな目標です。個人賞については、チームからたくさんのベスト・フィフティーンが選ばれてほしいですし、スティーラーズが優勝してMVPが選ばれるとしたら、フォワードの選手だった嬉しいですね。フォワードの選手のハードワークのお陰で、バックスはトライができる。個人賞に関係なく、僕はスティーラーズが頂点に立てるようベストを尽くします」
—リトル選手というと攻守にアグレシッブなプレーが光りますが、その秘訣はどこにあるのでしょうか。
「ウエイトトレーニングの数値は良くないですし、チームの中でも弱いほうだと思いますよ。器械体操や柔道、レスリングをやっていたことがあるので、ボディコントロールがうまいのかもしれないですね
—スティーラーズはチームの歴史などを大事にしていて、レガシー活動を行っています。参加してみてどうですか?
「スティーラーズがどうやってできたのか、神戸製鋼所の歴史、スティールワーカーとはなど、チームの背景を理解することができ、よりスティーラーズに愛着が湧きました。自分のため、ファンのため、これまで在籍していた選手のためにプレーしようと思いましたね」
自分自身のことよりもチームファースト!
—今シーズンの目標は?
「スティーラーズでファーストキャップを取って、毎試合、メンバー争いに絡んでポジションを獲得できるようにチャレンジしていきます」
—スティーラーズで達成したいことは?
「もちろん、リーグワンのタイトルを獲得することです。これが大きな目標ですが、目の前の試合にフォーカスして、1戦1戦大事に戦っていきたいと思います」
—リーグワンで優勝することが大きな目標と言われましたが、個人として日本代表というのはターゲットにしていないのでしょうか?
「あと2年ほど日本にいると代表資格を得ることができますが、今はスティーラーズで良いプレーをして、チームに貢献することしか考えていません。最高の準備をして、開幕戦でスターティングメンバーに入る。それが、第一の目標です。チームには良いセンターが多いので、まずは開幕スタメンを目指して頑張ります」
—ファンの皆様もリトル選手の活躍を楽しみにしていると思います。スティーラーズファンへメッセージをお願いします。
「スティーラーズファミリーの一員になったマイケル・リトルです。『マイキー』と呼んでください。ファンの皆様と交流できる日を楽しみにしていますし、皆様の前でプレーできることにワクワクしています。ベストなパフォーマンスを見せますので、ぜひスタジアムに足をお運びください。応援よろしくお願いします」

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