【神戸スティーラーズ NTTリーグワン2023-24第3節に向けて】 クリスマスイブの全勝対決! フィジカルバトルを制し、勝利をもぎ取れ

コベルコ神戸スティーラーズ
チーム・協会

前節の静岡ブルーレヴズ戦ではスクラムで後手を踏む場面が多く、苦しいゲーム展開になってしまった。今節ではセットプレーを安定させてBKへと良いボールを供給し、Steel Matesの前で神戸のアタッキングラグビーを見せたい。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

今節の対戦相手は「猛勇狼士~我ら、接点無双、猛攻猛守の紳士なり」をチームスピリットに掲げる昨季5位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)だ。今季、BL東京は日本代表のNO8リーチを10季ぶりにキャプテンに据え、頂点を狙う。LOディアンズやWTBナイカブラといったRWC2023で活躍した従来のメンバーに加え、NZ代表のFLフリゼルやSOモウンガが入団を果たし、開幕戦で静岡ブレーレヴズ(静岡BR)を、第2節では東京サントリーサンゴリアスを撃破し勢いに乗る。神戸スティーラーズは前節で静岡BRに30-26と勝利するも、スクラムや規律の面など多くの課題が出た。課題の修正はもちろん、新体制のもとで強化したディフェンスで相手のボールを奪い取り、多彩なアタックで防御を崩したい。激しいフィジカルバトルが予想されるクリスマスイブの全勝対決。2022年にリーグワンがはじまってから神戸SはBL東京に2季連続で敗れており、チャレンジャーとして臨むことになる。相手の強みである接点の攻防を制し、同カード3季ぶりに勝利を掴み取る。(取材日:2023年12月22日)
LOブロディ・レタリック
ニュージーランド代表ではチームメイトであったシャノン(・フリゼル)やリッチー(・モウンガ)とリーグワンで対戦できることがとても楽しみです。シャノンはフィジカルが強く、いい形でボールを持たせると、非常に厄介な選手です。また、リッチーはゲームコントロールに長けていて、BL東京でもその才能を発揮し、チームのアタックをうまくリードしています。彼らのほかにも、FW、BKともにタレントがそろっていて、今節も厳しい戦いが予想されます。神戸Sは、前節では反則が多く、苦しい試合になってしまいました。今節では規律の面を修正して攻守で精度高く神戸のラグビーをし、クリスマスイブのホストゲームで勝利を収め、Steel Matesに開幕3連勝というクリスマスプレゼントを送りたいと思います。熱い声援をよろしくお願いします!

「接点無双」を掲げるBL東京。今節は攻守において激しいフィジカルバトルが予想される。レタリックをはじめ、FWの頑張りに期待したい。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

HO北出 卓也
昨シーズンは怪我が多く3試合の出場に終わりました。今シーズンはS&Cスタッフのサポートもあり、第1節から良いコンディションでプレーすることができています。今節はほぼ1年ぶりにスタートからの出場です。前節ではスクラムでプレッシャーを受ける場面があったので、スクラムのコントロールを期待されての先発起用だと思います。BL東京もスクラムを強みにしているチームなので、スクラムをはじめ、接点、タックルといったFWのフィジカルバトルで負けずに、自分たちのラグビーをしたい。会場であるノエビアスタジアム神戸はピッチとスタンドの距離が近いので、大きな声援でパワーを送ってください。

第1節三重ホンダヒート戦では後半16分からの出場ながら、人生初のハットトリックを達成。今節は、NTTリーグワン2022-23第4節以来の先発出場だ。スクラム、ラインアウトの安定に期待がかかる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

WTB松永 貫汰 
兄の所属するチームとリーグワンで初めて対戦することになります。兄弟対決は楽しみですが、チームが勝利できるように、自分の役割をしっかり全うしたいと思います。これまでの2試合はコンディションが良くて、持ち味であるランニングで何度もゲインを切ることができていますので、BL東京戦でも、フットワークのスキルを使って良いランニングをしてチームに貢献したいです。また、相手には良いランナーが多いので、彼らに対してディフェンスでもプレッシャーをかけていきたい。ホストゲームでの全勝対決です。応援してくれる大勢のSteel Matesの前で勝利を届けられるように頑張ります!

入団1年目の昨シーズン、開幕戦からメンバー入りも、怪我があり、第10節東芝BL戦ではメンバー外に。兄弟対決は叶わなかったが、今シーズン、ついに実現となる。兄に向けて最後にひと言「絶対、勝つ!」と締めくくってくれた。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

【コベルコ神戸スティーラーズ】

12月24日(日)15:00KICK OFF NTTリーグワン2023-24第3節
場所:ノエビアスタジアム神戸
■BL東京戦登録メンバー
1髙尾 時流
2北出 卓也
3具 智元
4ワイサケ・ララトゥブア
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
6サウマキ アマナキ
7アーディ・サベア
8ティエナン・コストリー
9中嶋 大希
10ブリン・ガットランド
11山下 楽平(共同キャプテン)
12李 承信
13ナニ・ラウマペ
14松永 貫汰
15山中 亮平
16松岡 賢太
17中島 イシレリ
18渡邉 隆之
19ジェラード・カウリートゥイオティ
20今村 陽良
21日和佐 篤
22マイケル・リトル
23濱野 隼大
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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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