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5月22日(日)福島県立福島高等学校ラグビー部を指導しました

2011.05.23更新

5月22日(日)、原発事故により活動が制限されている、福島県立福島高等学校ラグビー部の部員達を元気付けようと、KobelcoSteelersから大橋由和副将・伊藤鐘史選手・ネーサン・アンダーソン選手の3名が訪れ、指導を行いました。
福島高校は放射能による避難区域から外れているものの、活動に制限がある上、指導者不在の状況が続いており、思うように練習ができない状況でした。

まず、5月21日(土)夕方に福島入りした3選手は、部員達と夕食を共にしました。全部員を紹介していただき、自分達の長所や短所、目指すラグビー等の説明を受けました。指導者不在の中、自分達で練習を考え、実践していた事もあり、プレーへの疑問や悩み等が相当蓄積されていたようで、選手3人を取り囲み、遅い時間まで質問が耐えず、いつの間にか部員達と選手達は打ち解けていました。

翌朝、心配されていた雨は何とか持ちこたえていましたが、いつ降り出してもおかしくないという空模様の中、練習が始まりました。放射能の影響で、雨が降り出せばグラウンドで練習する事は許されない状況でしたので、いつ降り出してもいいように、先にチーム全体でコンタクト練習を行いました。大橋副将もコンタクトスーツを装着し、部員達に交じって細かく丁寧に指導していました。

練習開始から1時間半くらい後、予報通り雨が降り始め、体育館に移動する事になりました。体育館ではFWとBKに分かれ、それぞれのスキルを上げる為の練習を行いました。短い時間でしたが、非常に密度が濃く、有意義な交流が図れました。

阪神・淡路大震災で被災した伊藤鐘史選手は、「この度の東日本大震災被害に対し、当時の恩返しがしたかった。今回、少しでも役にたてて良かった。」と感想を述べていました。
大橋副将も、「部員達は非常に素直で、ラグビーに対しすごく貪欲だった。花園初出場に向け頑張って欲しい」とコメントし、ネーサン・アンダーソン選手は「花園に出場して12月に大阪で再会しよう!」と部員達と約束を交わしていました。

福島高校の今後のご活躍をお祈りしております。