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「Steel Mates感謝祭2022」レポート

新型コロナウイルスの影響で選手とファンが対面する企画をなかなか実施することができなかったのですが、入場口での検温やマスクの着用、選手への個別のファンサービスを禁止するなど万全の感染対策を講じた上で、514日(日)、ファンクラブ有料会員限定「Steel Mates感謝祭2022」を開催しました。

今シーズンの応援に感謝の気持ちを込めてお送りするファン感謝イベントは、2018年シーズンの以来です!事前にご応募いただいた513Steel Matesの皆様を前に、司会を務める「MIR」の「エージェントT」こと田中スタッフ、「エージェントK」こと近藤スタッフは大興奮!しかも、この日は、天気があやぶまれていたのですが、午前中に雨が上がり、会場となった灘浜グラウンドには青空が広がりました。

イベントは、今シーズンをもって引退する橋本(大)キャプテンの挨拶からスタート!

「今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。リーグワン初代チャンピオンを目指していましたが、7位という不甲斐ない結果に終わり、悔しい気持ちでいっぱいです。来シーズンはトップ4に入り、優勝争いをしてくれると思いますので、期待していてください。今日は、久しぶりに皆様と会えるということで、選手たちはイベントを楽しみにしていました。皆様も大いに楽しんでください!」

この後、ステージで「トークショー」を実施。この企画は、井関選手がメンバーを選び、以下の3つのグループで行われました。

1)橋本(大)キャプテン、橋本(皓)バイスキャプテンによる「今シーズンの振り返り」
2)チーム1のエンターテイナー井関選手と井関選手が選んだ面白メンバー(具選手、松岡選手、山下(裕)選手、粥塚選手)による一芸対決
3)ワールドクラスの選手(アム選手、クルーデン選手、シカリング選手)によるトーク

橋本(大)キャプテン、橋本(皓)バイスキャプテンによるトークのコーナーでは、日本代表候補合宿で不在の李バイスキャプテンについて、橋本(皓)バイスキャプテンが「(李)承信は、僕の顔を見ると、なぜかいつも大きな口を開けて爆笑するんです。承信は意外と失礼なヤツなんです!」と暴露し、笑いを誘う場面も。面白メンバーと井関選手の対決コーナーでは、山下(裕)選手と井関選手が前川選手のモノマネをしたり、松岡選手と井関選手が替え歌対決したりしましたが、一番の爆笑を誘ったのが、シャイな具選手に代わって登場した小瀧選手と井関選手による面白ポーズ対決!小瀧選手は、大好きな漫画『ジョジョの奇妙な冒険』で登場人物が見せるポージング「ジョジョ立ち」を披露し、大きな拍手や笑いが起こりました。ワールドクラスの選手によるトークでは、リスペクトする日本人選手についてのお題で、3選手全員がヤンブーこと山下(裕)選手をピックアップ。これには、エージェントKから「山下選手は、外国人選手にえらい圧をかけていますね」とツッコミが(笑)。

3グループによるトークの後は、「チーム対抗選手運動会」を実施。選手は、「灘」「摩耶」「六甲」「住吉」の4つのチームに分かれて競技をし、優勝を目指します。

本来ならば、ファンの皆様にも選手と一緒に競技をしていただきたかったのですが、コロナ禍ということもあり、皆様には応援するチームを決めていただき、優勝チームを応援していただいた方々に、非売品ペンケースをプレゼントするというものに。

競技は、

1)大縄跳び
2)井関プレゼンツ靴飛ばし大会
3)綱引き

の3つです。

それぞれの競技につき1位チームに40点、2位チームに30点、3位チームに30点、4位チームに10点が加算されます。ちなみに、靴飛ばし大会は、井関選手が考案し、競技の内容は「シンプルに靴を一番遠くまで飛ばした人が勝ちというもの」。靴飛ばし大会には、各チームを代表して選手1名と、ファンの方1名も参加しました。

大縄跳びは、山下(裕)選手、日和佐選手らの「チーム摩耶」が大健闘!なんと57回という大記録を打ち立て、トップに!

靴飛ばし大会では、「チーム住吉」の粥塚選手がまさかの0m!「住吉」は、大縄跳びも0回で4位となり、第2戦が終わった時点でダントツの最下位。このままでは優勝のチャンスがないということで、最終戦「綱引き」の1位チームの得点を倍にすることになりました。

泣いても笑っても、これが最後の競技です!最終戦「綱引き」は、「チーム住吉」がまさかの1位となり、総合力でこれまでトップだったチーム摩耶を抜き去り、逆転優勝を飾りました。

大盛り上がりだった運動会の後は、ホストゲームで使用したウエルカムボードや道路バナーなどが当たる「スティーラーズ抽選会」へ。

続けて、退団選手からの挨拶が行われました。17年間、スクラムの最前列で体を張り続けた平島選手は「ファンの皆様の応援に支えられて、ここまでプレーすることができました。スティーラーズは、良いチームですし、優勝できる力を持っています。来シーズンはコーチとしてチームを支えることになりますので、これからもよろしくお願いします」と挨拶。ほかの選手たちも、ファンの皆様のサポートに対し、感謝の言葉を述べていました。また、ここではSteel Mates代表者から退団選手へ、メッセージが書かれたTシャツのプレゼントも。

この後、福本チームディレクターの挨拶へ。

「今シーズンは、コロナ陽性者が出たり、けが人が多かったり、そして、カンバーランドヘッドフォワードコーチの急逝と、多くの困難がありました。もちろん、7位という結果は望んでいたものではありませんが、選手は最後まで戦い抜きました。その姿勢は賞賛に値します。コベルコ神戸スティーラーズはチームビジョンを『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来とともに』、チームミッションを『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』と掲げています。来シーズンは、クリエイティブラグビーで勝利を重ね、ファンの皆様に笑顔になってもらえるようにしたい。神戸から日本のラグビーを熱くできるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

最後に、参加者全員で集合写真を撮影し、選手がファンの皆様をお見送り。さらに、ファンの皆様には、クラブハウスのレガシーウォールを通り抜けていただき、3時間にわたるイベントは終了しました。

参加された皆様からは、「運動会が面白かった!」「井関選手のトークが最高でした!」「久しぶりに選手を間近で見られて嬉しかった」など、ありがたいお言葉をいただき、感謝を申し上げます。

橋本(大)キャプテンは「コロナ禍ということで、サインをしたり、記念写真を撮ったりという個別のファンサービスはできなかったですが、皆様の笑顔を見ることができ、最高の時間を過ごすことができました。改めてスティーラーズは素晴らしいファンの皆様に支えられていると感じることができました」と話していました。

今シーズンも応援ありがとうございました!来シーズンも引き続きコベルコ神戸スティーラーズをよろしくお願いします。

なお、この様子は後日、フォトライブラリーで未公開写真をたっぷりご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに!

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