close-up KOBE -Long interview-

ロングインタビュー

ファンクラブ会報誌「REAL RED」vol.42未公開トーク

 取材日:2019年10月7日

ファンクラブ会報誌「REAL RED」vol.42未公開トーク

12月中旬に発行したファンクラブ会報誌「REAL RED」42号に掲載した山下裕史選手×有田隆平選手と山下楽平選手×井関信介選手のPREMIUM TALK。私服姿でリラックスしながら対談しました。ここでは会報誌で掲載しきれなかったオフの過ごし方やファッションについてなど、プライベートなトークをお届けします。

山下裕史選手×有田隆平選手

フロントロー限定『ビーフ会』って⁉︎

昨シーズンからチームメイトになりましたが、もともとお互いのことは知っていたのでしょうか?

有田「ヤンブーさん(山下裕史)とは3学年、歳が離れているんですが、大学時代に対戦したことがないんですよね。初めて会ったのは2012年4月の日本代表の合宿で。それ以来の仲ですね」 山下「つま恋合宿やね。アリペー(有田隆平)と同部屋になった」 有田「合宿にはヤンブーさんと同期で僕の大学の先輩でもある畠山(健介/元サントリー)さんや五郎丸(歩)さん(ヤマハ)も参加されていたので、3人からよくいじられました(笑)。チームメイトになったのは昨シーズンからですが、ヤンブーさんとは昔から一緒のチームにいたような気がします」

プライベートでは仲がいいのですか?

山下「仲はいいですよ。ただ、アリペーは独身寮に住んでいるし、僕は妻帯者なので、プライベートで一緒に過ごすことはあまりないですね。不定期で開催されるフロントローの集まり『ビーフ会』くらいかな」

「ビーフ会」というのは?

山下「神戸ビーフを食べたいという思いから名前を付けたんですが、実際、神戸ビーフは一度も食べたことがない(笑)。単純にフロントローが集まってワイワイ食べて飲んでしているだけの会です。参加資格は神戸のフロントローと僕が太らせたいと思う選手のみ(笑)」 有田「アッシャー(芦屋勇帆/2018年度引退)はヤンブーさんが太らせたい選手枠で参加したことがありますよね。僕が一番印象に残っているビーフ会は『餃子の王将』でひたすら餃子を食べるという会」 山下「タンクトップにサングラス着用とドレスコードを決めて、お店に迷惑がかからないようにランチタイムを避けて入店し、誰が一番多く餃子を食べることができるのか競い合った。ニシビー(西林宏祐)はグルテンフリーを実践していたので餃子の皮が食べられないからチャーハンをオーダーして」 有田「餃子は1ポイントですが、カロリーを調べてチャーハンは2ポイントにしたんですよね。そうしたら、みんながチャーハンも注文し出して、餃子とチャーハンを食べまくりましたよね(笑)」 山下「結局、塚原(巧巳)がチャーハン3人前、餃子を11人前食べて優勝!」 有田「従業員の方も協力してくれて、周りのお客さんも大笑いしてくれ、あれは楽しかった!」 山下「フロントローならではの会やね(笑)」

両選手ともに銭湯好きラガーマン

ところで、今日は私服姿ですが、フロントローの選手は洋服選びが大変だと思うのですが...。

山下「そうですね。洋服は入ったら購入みたいな感じです(笑)。ただ、足はフロントローにしては細い方なので、ボトムスは買えるものが多い。ちなみに、洋服は妻がいつも選んでくれます。今日もすべて妻のセレクトですね」

今日のファッションのポイントは?

山下「パンツですね。細身でストレッチが効いていて、カラーもレンガ色で秋っぽくて(取材当時)気に入っています」

有田選手はどうですか?

有田「僕もとりあえず服は入ったら買うという感じですね。ただ、普段から白、黒、グレーと地味な色ばかり着ていて...。柄モノなんてとんでもないですね。重ね着もレベルが高すぎる(苦笑)。シンプルなものしか持っていないので、今日もいつも通り白と黒でまとめました。ヤンブーさんのように奥さんがいれば、コーディネートをしてもらえるんですが。ヤンブーさんがうらやましいですね」

以前、LINE LIVEに出演された時に、好きな女性のタイプは大人っぽい人だと話されていましたが、今もそれは変わらない?

有田「変わらないですね。落ち着いた感じで、自分を持っている人がいいですね。かわいい系か、きれい系かと言われると、きれい系の女性かなって。こういうことを言うのは恥ずかしいですね(笑)」

オフの日はどう過ごしているんですか?

山下「家の近くにある銭湯へ行くのが日課なので、朝一番に銭湯へ行って、それから家族と出かけます。最近、5歳になる長男がサッカーをはじめたので、息子を乗せて電動自転車でグラウンドへ向かうことが多いですね。僕の重さで電動自転車のタイヤが悲鳴をあげていて(笑)、通りすがりの人から笑われるんですよ」 有田「僕も銭湯が好きでよく行きますね。でも、ヤンブーさんと違って、近くの銭湯ではなく、ドライブがてら遠方にある銭湯にわざわざ行くのが好きなんです。オフの日は銭湯で癒されています!」

−両選手ともにこれからも銭湯パワーでチームの勝利に貢献してください!ありがとうございました。

山下楽平選手×井関信介選手

ヘアスタイルにはこだわっています!

両選手は仲がいいのでしょうか。

山下「普段はまったく喋らないですね」 井関「またまた〜。そんなことないでしょ。食事に行くこともあるし、それによくいじってくるじゃないですか」

どんな風にいじられるんですか?

井関「よく『ガリガリ』と言われますね。会うたびに『痩せた?』って(笑)」 山下「井関は僕より身長が高いのに、体重は僕より軽い。やっぱりガリガリやんか(笑)」 井関「ウエイトトレーニングもやっているし、食事もしっかり摂っているんですけどね。なかなか大きくならない。今シーズンは脱ガリガリを誓います!」

ところで、両選手ともに髪型が決まっていますね。

井関「朝からヘアサロンに行ってきました!僕は人の髪の毛を切るのが趣味なのですが、自分の髪は切ることができないので、これまでは寮の近くの散髪屋を利用していたんです。だけど最近、通訳の(山口)奨さんに紹介してもらって三宮のおしゃれなヘアサロンに通うようになりました。こだわりは、肌が見えるくらいに刈り上げた『スキンフェード』です。以前は刈り上げの部分が長めだったのですが、今は理想的なフェード具合(笑)。このヘアスタイルが好きで、大学時代からずっと同じ髪型をしていますね」

井関選手と反対に山下選手はよくヘアスタイルを変えますよね。

山下「これまで赤や緑色に染めたこともありましたが、今シーズンはアフロに挑戦しようと思っているんです。今、ちょうど伸ばしている最中です」

私服姿もかっこいいですね。今日のファッションのポイントを教えてください。

井関「今日のポイントは寮のおしゃれ番長、橋本皓さんと三宮へ買い物に行った時に一目惚れしたシャツですね。チェックの柄が、ヨコ糸が『夢』、タテ糸が『希望』に見えたんです。これは買わないと!と思って、即購入しました。あとライダースジャケットはずっと欲しかったのですが、なかなかいいサイズ感のものがなくて。ようやくジャストフィットのものを見つけました!ファッションはヘアスタイルを含めてトータルコーディネートを常に意識していますね!」 山下「へぇー、おしゃれやん」 井関「関心がないんですか(笑)」 山下「僕はポイントなんてないからなあ。あえて言うなら、ラグビー選手っぽさを出さないところかな。ラグビー選手って、ぴったりとしたシルエットのデニムに、Tシャツという格好が多いでしょ。僕はラグビー選手っぽさを出したくないし、体のラインを強調するのも好きではないので、大きめのトップスに太めのパンツというスタイルが多いかな」

掛け声は『フェード!』で(笑)

オフの過ごし方や趣味を教えてください。

山下「趣味はゴルフですね。めちゃくちゃハマっています」

ゴルフにハマるきっかけは?

山下「(谷口)到さんですね。一昨年、到さんと一緒にハワイへ行ったのですが、その時にいきなりゴルフをやるぞと言われたんです。それまでゴルフクラブを握ったこともなかったのですが、ラウンドしてみたら楽しかった。帰国後、すぐにゴルフクラブを買って、今では時間があればゴルフに行っています。ゴルフは趣味であり、オフの過ごし方ですね」

井関選手はどうですか?

井関「僕は人の髪を切ることと作詞が趣味なんです」

作詞ですか(笑)。

井関「一般的に言うと、替え歌ですね。これまで数曲作りました。最近、作ったのは、あいみょんの『君はロックを聴かない』の替え歌で、『僕はだんごなんて食べない』。同期の佐野(瑛亮)とパート分けして歌えるように作詞しました。一度、チームのみんなの前で歌ったことがあるんですが、不評なんですよね(苦笑)」

ファンの方から頼まれたら歌ってくれますか(笑)?

井関「歌いますよ!ぜひ声をかけてください!」

では最後に今シーズンの目標をお願いします。

井関「トップリーグカップ2019の優勝の瞬間はグラウンドで味わうことができましたが、昨シーズンのトップリーグの決勝戦は出場することができなかったので、『今シーズンこそ』という思いが強いです。チーム内競争に勝って試合に出場できるようにしたい。ファンの皆様には僕がボールを持った時に『フェード!』と叫んでもらいたいですね。掛け声をよろしくお願いします!」 山下「ファンの方々に僕のプレーを観たいと思ってもらえるよう、今シーズンはこれまで以上にみんなをワクワクさせるようなプレーをしたいです」

両選手の活躍を期待しています。ありがとうございました。

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